縄文時代から食材として使われていたエゴマの調味料

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自然素材のみのプチプチ感が楽しいマスタード調味料

縄文時代から食材として使われていたエゴマの調味料

盛岡に有名な“わんこそば”を食べさせる店があり、なぜか、わんこそばではなくかつ丼をいただいていたのです。食後に散歩していたら、近くに「浅沼醤油店」という店があり、そこで、はじめて、“エゴマ”を素材に使った食品に出会ったのです。

“エゴマ”と言うと(?)と思われる方も多いと思いますが、エゴマは、しそに似た植物で、そのまま食用にしたり、油を採っていたのです。

名前に“ゴマ”と付いてますが、日本ではインド産のゴマより古くから使われて、縄文時代から食材になっていたのです。そう考えると日本列島に古代から現在まで食べられていたのですね。

そのエゴマをベースに、辛みのおだやかなイエローマスタードを組み合せたものが「エゴマスタード」というマスタードソースなのです。

食味はおだやですが、エゴマ自体の食感がプチプチしていて、肉や魚の他に野菜の調味料としてアクセントになるのです。

ほとんど何でも合うのですが、わが家ではこのエゴマスタードを納豆に混ぜていただいてます。不思議な食感が愉しいのです。

縄文時代から食材として使われていたエゴマの調味料
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※掲載情報は 2015/01/02 時点のものとなります。

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キュレーター情報

後藤晴彦(お手伝いハルコ)

アートディレクター・食文化研究家

後藤晴彦(お手伝いハルコ)

後藤晴彦は、ある時に料理に目覚め、料理の修業をはじめたのである。妻のことを“オクサマ”とお呼びし、自身はお手伝いハルコと自称して、毎日料理作りに励んでいる。
本業は出版関連の雑誌・ムック・書籍の企画編集デザイン制作のアート・ディレクションから、企業のコンサルタントとして、商品開発からマーケティング、販促までプロデュースを手がける。お手伝いハルコのキャラクタ-で『料理王国』『日経おとなのOFF』で連載をし、『包丁の使い方とカッティング』、『街場の料理の鉄人』、『一流料理人に学ぶ懐かしごはん』などを著す。電子書籍『お手伝いハルコの料理修行』がBookLiveから配信。
調理器具から食品開発のアドバイザーや岩手県の産業創造アドバイザーに就任し、岩手県の食を中心とした復興支援のお手伝いもしている。

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