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毎年、年明けから全国各地で開かれるだるま市。年末を迎えるこの頃には、だるま製作が佳境に入ったというニュースが飛び込んできます。選挙で当選した人が目を描き入れるシーンがおなじみですが、一般の家庭でも家内安全や健康祈願を祈願する七転び八起きの縁起物として古くから親しまれています。今回はそんな「だるま」にまつわるグルメを揃えました。年末年始の贈り物にも活用してみてくださいね。
京都でも老舗中の老舗! 『笹屋伊織』が期間限定で贈る「だるまさん」
京の地に1716年にのれんを掲げた老舗中の老舗『笹屋伊織』。京都に限らず全国に支店を有する同店ですが、京都の本店と南店のみの2店舗で9月から5月までの限定で販売される和菓子が「だるまさん」です。パリッとした皮と、ほどよい甘さのあんこが絡み合い、中には大きな栗が丸々一個入っています。ホクホクとしてさっぱり、そしてしっとりと甘い京都ならではな品格ある和菓子は、格式ある贈り物としても選ばれています。
栗がゴロっと丸ごと一個! ネーミングからして縁起の良い「起き上がり最中」
もうひとつ岐阜県からだるま最中を紹介しましょう。店名から縁起の良い『起き上り本舗』の銘菓「起き上がり最中」は、凛々しい表情のだるまがモチーフの最中。皮の匂いが香ばしく漂い、雑味を丁寧に取り除いた最高級の北海道あずきのおいしさがふわりと口に広がります。こちらも中には特大の栗がゴロン! 噛み応えのあるちょうど良い固さに仕上げてあり、栗のおいしさもしっかりと感じられます。合格祈願にも喜ばれているそうですよ。
だるまの名産地! 江戸時代からセットで親しまれる名物「越谷せんべい」
続いてはだるまの名産地から名物をご紹介しましょう。幕末から紫・白・赤・黄・緑を一対とした五色だるまを生産していた埼玉県越谷市。もとは願望や憧れを表現した色の組み合わせでしたが、今ではさらにたくさんのカラーだるまが作られています。同じく越谷で江戸時代から親しまれているのが「越谷せんべい」。中でも越谷市内だけで限定販売されている『桃の家』の「越谷ふあり」は、口の中でとろけるような新感覚の食感が楽しめます。
手軽なギフトに! コロンと丸いだるまさんがキュートなえびせん「幸運だるま」
創業150年の老舗『桂新堂』が生み出す「えびせんべい」は、言わずと知れた名古屋名物。5種のえびせんべいを詰め合わせた定番のセットはご進物に喜ばれていますが、気軽なギフトなら「幸運だるま」はいかがでしょう。なんとも縁起が良さそうなころんと丸いだるまさんのえびせんべいは、袋を開けた瞬間エビの香ばしい香りが漂い、カリッとしっかりとした歯ごたえで噛めば噛むほどエビの風味が口いっぱいに広がります。
ミニマムデザインなだるまが目印! 高知唯一の味噌メーカーが手がけるスイーツ
創業明治20年の『だるま味噌』は、高知県内に一社しかないという味噌メーカー。目印はミニマムに描かれただるまのマーク。昔ながらの床式製法で麦麹を作り、馬路村の柚子や地鶏を使用したこだわりの「おかず味噌」を製造しています。ほかにも「味噌屋が開発した絶品スイーツ」シリーズは人気で、高知名物のフルーツトマトの甘さとほのかな酸味に、濃厚なチーズの存在感のある「チーズケーキ」は高知土産としても人気を集めています・
カリカリほっくり! 名物に隠れた贅沢な手土産『神田達磨』の「かりんとう饅頭」
続いても店名にだるまを冠したお店をご紹介しましょう。東京・小川町にある『神田達磨』は、たい焼きの周りにバリを残したインパクト大の「羽根付きたい焼き」が有名。それに隠れた名物「かりんとう饅頭」も覚えておきたい手土産のひとつ。一見焼き芋のようにも見えるまんまるのかりんとうは、外はカリカリしていて中はほっくり。カリカリほっくりしっとりな食感を楽しめる贅沢な逸品です。
※掲載情報は 2017/12/07 時点のものとなります。
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