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赤ワインにハマり、そして辿りついたワイン入りゼリー
最近、ワインにちょっとハマりぎみです。通の方に比べると全然まだまだですが、さまざまなワインを購入しては、風味やテイストの方向性などを少しずつ理解しています。特に今は赤ワインを追求中。先日はボジョレーヌーボー解禁のイベントが表参道で開催され、ボジョレワイン実行委員会代表のジャン＝マルク･ラフォン氏による記者発表を聞きに行ったりも。
そんなことをしていたら、知り合いが「面白いワインがあるよ」と教えてくれました。それが、この「WINE JELLY」。なんだ、ワインじゃなくてワインゼリーじゃないか！と思いましたが、パッケージもフルボトルをイメージしているなど、なかなかの真剣ぶりなので購入してみました。
赤ワインの甘さとアルコール感が伝わってくる！
製造販売しているのは『松月堂』。山梨県の南巨摩郡富士川町鰍沢(かじかざわ)にある会社です。江戸時代は甲州鰍沢宿があったところで、富士川の舟運で繁栄し、甲斐の国の経済、交通などの中心的位置づけだったそう。そんな地で明治32年に和菓子製造販売店として創業し、今では和菓子、栗せんべいなどが人気の店舗に。
店舗の外観も正統派和菓子店といった感じなのですが、実は商品はけっこう攻めています。せんべいも「栗せんべい」ですし、黒蜜ときなこを使用したせんべい「富士山焼き」や、山梨の日本酒を使用したゼリー「甲斐の酒蔵」なども。今回ご紹介する「WINE JELLY」は、その赤ワインバージョン。さすが山梨。甲州は勝沼産のワインを使用していて、まさに赤ワインの香りがただよう一品。酸味はないですが、優しい甘みとワインのアルコール感が伝わってくる商品なので、大人のゼリーといったところでしょうか。冷蔵庫で冷やし、お風呂あがりの22時すぎに、おもむろに頂く。そんなシチュエーションが似合いそうです♪
※掲載情報は 2017/11/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は８０００軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「ＪＡＬ（Ｗｅｂ）」などに連載中。また近年は料理研究家としてＴＶラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』（幹書房）、『おうちラーメンかんたんレシピ３０』『おうち丼ぶりかんたんレシピ３０』『全国ご当地やきとり紀行』など２５冊。
