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結婚のお祝い、結婚式のプチギフトにもおすすめ
こんにちは。料理研究家&テーブルコーディネーターの磯部作喜子です。
先日伊勢丹で開催されていた「英国展」に、生徒さんと一緒にお邪魔しました。
紅茶好きの生徒さんに一番人気の紅茶メーカーを尋ねたところ、ヒギンスの「ブルーレディ」とのこと。
売り場に行くとやはり大人気! 最後の一個をようやくゲットしました。
ヒギンスは1942年創業、英国王室御用達のコーヒー・紅茶専門店として世界にその名前を轟かせています。
「ブルーレディ」は、グレープフルーツとマロウ、マリーゴールド等が入った爽やかな香りがとてもロマンティックな紅茶。「ブルーレディ」の青が、欧米の結婚式の慣わしの幸せになれる「something four」の一つの「青」でもあることから、結婚のお祝い、結婚式のプチギフトにもおすすめだそうです。
缶の色も淡いブルーグレーで結婚式でなくてもプレゼントにも喜ばれそう。
家に帰り、早速ティータイム。
高級な紅茶だけに、いつもよりも丁寧に淹れてみました。
お茶の色はそれほど濃くは出ませんが、グレープフルーツとマリーゴールドの香りで、爽やかに楽しめました。教室でお出ししたら、やはり皆様美味しい!とのことで、大人気。一缶の茶葉はあっという間になくなりそうです。
また、こちらの「ブルーレディ」は、1964年にアカデミー賞を受賞した有名なミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」にもゆかりがあるのだそうです。
オードリー・ヘップバーンとレックス・ハリソン主演の不朽の名作であるこちらの映画の舞台は、ロンドン中心部の最高級住宅街“メイ・フェア”。ヒギンス社はそのメイ・フェア、ディーク・ストリート79番地にあります。
他にも、この映画の中で、レックス・ハリソン演じる言語学者の名前がヒギンス教授、など、共通点を知ると、こちらの紅茶をより深く味わうことができて楽しめると思います。
日本では、恵比寿と神戸にショップがあるそうです。紅茶の試飲も可能だそうですので、ぜひ伺ってみたいです。
※掲載情報は 2017/11/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・テーブルコーディネーター
磯部作喜子
英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/