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埼玉県の南西部に位置する川越。江戸時代に城下町として栄えた情緒あふれる町並みを今も色濃く残す“小江戸”として親しまれています。池袋からは約30分、新宿・渋谷からも約1時間でアクセスできるので、ちょっとした旅気分もする週末のおでかけ先として愛されています。今回はそんな川越で味わいたいグルメや名物、お土産を揃えました。グルメ片手に小江戸散歩へおでかけしてみませんか?
ほくほく&ふんわり! やさしい甘さが広がる素朴な川越名物「芋ようかん」
焼き芋が庶民の間で人気に火がついた江戸時代から、さつまいもの名産地である川越。蔵造りが続く通り沿いで芋菓子を専門に扱う『彩菓庵おおき』では、今が旬の“新芋”の「芋ようかん」が楽しめます。砂糖と塩のみで味を調整し、芋の形を残したようかんはしっとりしていながら、ほくほくでふんわり感を残した食感に仕上がっています。かつては高貴な人しか食べられなかったという紫芋とプレーンの2種類あります。
おすそわけしたくなる開運ギフト! 縁結びの神社境内で見つけたお干菓子
川越駅からバスで10分の場所にある川越氷川神社は、縁結びで有名な神社。その境内にあるのが『むすびCafe』です。結婚式なども行われる氷川会館の中にあり、和食やフレンチランチも楽しめるカフェでは、日本の伝統文化に基づいたグルメや雑貨を揃えています。和三盆糖で作られたお干菓子「三かく四かく」もそのひとつ。東西南北に天と地を足した六つの方向を結ぶという意味のある六方緒締めのパッケージはギフトにもぴったりです。
廃棄のさつまいもを有効活用! 職人による本物志向のクラフトビール「COEDO」
川越のおでかけでは、さつまいもの名産地ならではのビールで乾杯はいかがでしょう。不揃いの形を理由に廃棄されるさつまいもを有効活用したクラフビール「COEDO(コエド)ビール」は、ビールの本場ドイツからブラウマイスターを招いて麦芽にもこだわり、職人の手による醸造を行っています。瑠璃、白、伽羅、漆黒、紅赤、日本の色に合わせたラベルが美しい5種類を揃えるので、お気に入りを見つけてみて。
テイクアウトもOK! 川越の地元食材を使用したメキシカンフード
『CALIFORNIA KITCHEN W』は本川越駅からすぐの便利な立地にあるレストラン。小江戸・川越の地元食材を使用した、メキシカン×カリフォルニアのフュージョン料理を提供しています。テイクアウトも可能で、イチオシは「Wチリドッグ」。ドッグパンのほのかな甘みと、ピリリと辛いチリソーセージが生み出す絶妙な味のコンビネーションに、刻んだ玉ねぎと新鮮なレタスのシャキシャキとした食感が加わり、食べ手を飽きさせません。
全国的に稀な存在! 1790年創業の老舗醤油蔵が手掛ける木桶仕込みの減塩醤油
蔵造りの一番街にあり、大沢家に隣接する『笛木醤油』。最終工程で脱塩装置にかけて塩分を取り除くというのが一般的な製法の“減塩醤油”は小規模の醤油メーカーでは手掛けにくい実情があるなか、全国的にも珍しい木桶仕込みで減塩醤油を手掛けています。看板ともいえる「金笛減塩醤油」は昭和55年発売のロングセラーで、地元では認知度も高い人品です。蔵の見学もできるので、小江戸散策に組み込んでみてはいかがでしょう。
川越でつくられる「はつかり醤油」を使用! 垢抜けた味わいの「タカハシソース」
最後にご紹介したいのが「タカハシソース」。『高橋ソース』は本庄市にある会社ですが、こちらのウスターソースには、川越市の『松本醤油商店』が手がける「はつかり醤油」が使われています。長野県で特別栽培されたフジのほか、安曇野産トマト、一ノ関産ニンニク、喜界島の砂糖、モンゴルの塩と厳選材料にこだわったソースは、まろやかかつスパイシーで垢抜けた味わい。蔵造りの町並みからすぐの松本醤油商店にも立ち寄ってみて。
※掲載情報は 2017/11/11 時点のものとなります。
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