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東京都千代田区にある麹町は、東を新宿区と接し、皇居の西側に広がります。あまり表立って注目されない麹町ですが、地図上では23区のほぼ中央にある最も古い地区のひとつで、江戸時代には大名屋敷や高級店が立ち並ぶ地域だったと言われています。今もその趣を残し、繁華街ながらもどこか品のある街並みには、覚えておきたい名店が点在しています。今回は麹町とそのお隣の一番町から、わざわざ訪れる価値のある手土産をご紹介します!
【麹町1丁目】老舗甘味処のもう一つの定番! さっぱりとした「あんみつ」
麹町1丁目、内掘通りそいに佇む老舗甘味処『おかめ』といえば、小豆のお味にこだわったあんこたっぷりの「特大おはぎ」が有名。もうひとつの定番として愛されているのが、毎日炊き上げる塩気のあるえんどう豆や硬めの寒天に、さらっとした甘みのなめらかなさらしあんが心地よく絡む「あんみつ」です。人気デザイナーによってパッケージがリニューアル、シンプルで都会的なイメージでお持ち帰りいただけます。
【麹町1丁目】人気サロンの手土産! シックな箱に包まれた「焼き菓子詰め合わせ」
続いても内堀通り沿いにある名店を。『ARGO』は、皇居を見下ろす素敵なロケーションのレストランですが、ライブラリーのティーサロンも併設しています。手土産に人気な「焼き菓子詰め合わせ」を手がけるのは、パティシエの近藤太郎さん。中でもレモン風味のマドレーヌは、ふくよかな食感とともにしっとりと素材の味がダイレクトに伝わる秀逸な出来栄えです。麹町駅3出口より歩いて8分、半蔵門駅からは約3分です。
【麹町3丁目】日本におけるフランス菓子職人の第一人者が手がける珠玉のデザート
麹町駅から徒歩3分の街角に、1998年にオープンしたパティスリー『パティシエ・シマ』。日本におけるフランス菓子職人の第一人者である島田進シェフと、そのご子息である島田徹シェフがパティシエを務めるお店には、フランスの豊かな食文化とエスプリを感じるスイーツが所狭しと並びます。元記事では島田徹シェフが考案した夏季限定菓子で、マンゴーとアプリコットが贅沢に添えられた「ブランマンジェ・デテ」がご紹介されています。
【麹町3丁目】手軽な価格も魅力! 誰もが懐かしく感じる老舗『泉屋』のクッキー
昭和2年より続く老舗で、日本で初めてクッキーを販売したと言われている『泉屋東京店』の本店も、新宿通りから小道に入った麹町3丁目にあります。看板である浮き輪のクッキー「リングダーツ」は、日本人なら誰もが知っていて安心できる味わい。海外土産としてもおすすめなのが、浮世絵師・葛飾北斎の名画【神奈川沖浪裏】と【赤富士】を描いた「浮世絵缶」。お値段がお手頃なのも嬉しい点です。麹町駅からは1出口より徒歩2分。
【一番町】この秋から完全予約制に! 知る人ぞ知る品格溢れる薄焼きクッキー
麹町のお隣一番町にひっそりと佇む『山本道子の店』は、明治創業の洋菓子店『村上開進堂』の姉妹店。ピンクの缶に入ったマーブルクッキーは、大理石模様のチョコとうずまき模様の抹茶の2種類が1つの缶にぎっしり詰められています。1つ1つ丁寧に薄く焼き上げたクッキーの歯ごたえは想像以上にしっかり。この秋から完全予約制となったとのことなのでご注意を。半蔵門駅からは徒歩3分、麹町駅からはおよそ10分です。
【一番町】世界にひとつだけの贈りもの! 天然酵母のオーダー限定サンドイッチ
『シェ・カザマ』は、麹町駅3出口より徒歩5分の場所にあります。天然酵母パンも人気ですが、手土産に覚えておきたいのが「パン・ド・リオレ」。希望するデザインの形に仕上げた大型パンの中にサンドイッチを詰め込んだオーダー限定パンです。サカキテツ朗さんの50歳の誕生日を祝ったパンは、ブルーベリーが練りこまれたしっとりとソフトな口当たり生地で、食べやすさとかわいさからパーティの席でも大人気だったのだとか。
【一番町】イタリアマンマの味! あたたかくて素朴な「タルトレット」
続いても一番町から。半蔵門駅5出口から歩いて3分の場所にある、カジュアルなダイニング&ワインバー『エリオ・アンティカ・フォルネリア』。舌の肥えた美食家やエグゼクティブワーカーで賑わうお店で注目したいテイクアウトできるドルチェが、フルーツやショコラで仕上げた、タリアマンマが焼いたような素朴であたたかな味わいの「タルトレット」。舌心地のなめらかな、美食感度の高い方にこそ届けたいアイテムです。
※掲載情報は 2017/11/01 時点のものとなります。
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