これぞ日本の技!海外のお客さまにも喜ばれるアートな和菓子「練りきり」

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和菓子には、ういろう、ぎゅうひ、寒天、羊羹などさまざまな種類があります。その中でも祝儀や茶席などにも用いる上生菓子が練りきりです。練りきりの素材は白あんに砂糖や山芋などのつなぎを入れて食用色素で鮮やかに着色したもので、さまざまな繊細な細工をほどこすことができます。複雑な季節の植物や風物を表現したその佇まいは、まさにアート!

小箱にぎゅっと詰め込んだ、小さく愛らしい和菓子たち

これぞ日本の技!海外のお客さまにも喜ばれるアートな和菓子「練りきり」

京都にある『吉廼家』の「おとぎ草子」は、室町から江戸にかけて作られた短い物語から名前をつけたものです。箱を開けると羊羹、寒天、練りきりなどすべて異なる種類のお菓子が入っています。色合いの美しさと、小さなものがたくさん詰まった可愛らしさに心を奪われてしまいます。上品な甘さが楽しめるひと口サイズもうれしいポイント。9個、15個、16個、30個入りのものがあり、毎日どれを食べようかと迷ってしまいます。5日間の日持ちがするのも嬉しいですね。

元ドイツ菓子職人が作る『寶樹庵』のキュートな和菓子

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兵庫県伊丹市の菓匠『寶樹庵(ホウジュアン)』の山本裕幸氏が和菓子の道に入って25年。元々ドイツ菓子の職人を目指しており、その時に学んだことが和菓子の創意工夫や無駄をそぎ落とした形づくりにも活かされているそうです。自家製のあんや厳選された材料を使った自慢の和菓子は大人気で、1枚目の写真では牡丹と咲き分けが練りきりでできています。練りきりだけでなく、みかん大福などもオススメです。職人技を堪能できるこちらのお菓子とお茶で、至福のひと時を過ごしてみては。

絶品上生菓子を味わうなら完全予約制の『嘯月』へ

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京都で1916年に創業した『嘯月(しょうげつ)』。完全予約制で、来店時間に合わせて作りたてのお菓子を手渡してくれるこだわりの和菓子店です。写真右上の「松かさ(こなし)」が練りきりにあたり、「どうぞ平らにお持ちくださいませ」と注意書きがされている、とても美しく繊細なお菓子です。入れてほしい和菓子を決めたら、あとはお店のお任せでオーダーするのがおすすめです。

和菓子消費量全国2位・松江で楽しむ老舗の味

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島根県の松江は、一世帯あたりの和菓子消費量が金沢に次いで2位の、隠れた和菓子の名所です。和菓子がとても身近な松江にある『彩雲堂』は、140年以上和菓子を作り続けている老舗。週替わりの「今週の選べる生菓子」には、練りきりやぎゅうひ、ういろうなど、鮮やかな和菓子がぎっしり詰まっています。素材や製法の違いを楽しみながら味わってくださいね。

和菓子だって、ハロウィン!神楽坂「梅花亭」の洒落気たっぷりの練りきり

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鮮やかなオレンジ色のカボチャの形をした練りきりは目や口をちゃんと切り抜いたように細工されていて、本物のカボチャのランプのようですよね!その他にも、真っ黒な棺桶のような形の練りきり、そして、悪戯をしそうなおどけた顔をしたオバケの形。どれもとても細かくて、繊細な作りです。

 

食べるのはもったいないと思ってしまうほどですが、頂いてみると繊細な白餡で作られていて、とても優しい味わいなんだそうです。サプライズな見た目とは違い、正統派の和菓子の美味しさを感じます。

※掲載情報は 2017/10/26 時点のものとなります。

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