この秋は、絶品スイーツの新商品が目白押しなのをご存知でしょうか。話題性はもちろんのこと、買って食べても良し、贈っても良しの絶品揃い。有名メーカーの新ブランドから人気店の定番商品のリニューアルまで、チェックするだけでも楽しい６品を一挙にご紹介します。期間限定の味わいもあるのでお見逃しなく！

2016年に本店を練馬区の小竹向原へ移転し、リニューアルを果たしたパティスリー「クリオロ」。シェフのサントス・アントワーヌさんが今回ニューヨークを旅し、「ＮＹチーズケーキ」からインスピレーションを受けて完成したのが、クリオロオリジナルの「ニューヨークチーズケーキ」です。クリオロといえば、10分間で2000本が完売したこともある「幻のチーズケーキ」が有名ですが、滑らかさと口どけはそのままに、しっとりクリーミーでより濃厚な味わいに仕上がっています。しかも、濃厚でありながら驚くほどなめらかで軽やかな口どけが楽しめます。

自由が丘にあるスペイン菓子工房「ドゥルセ・ミーナ」で、この秋から期間限定で登場したのが「パナジェッツ」という伝統菓子です。表面に松の実をあしらった定番に加え、店主の藤本恭子さんが構想に3年、その後も試行錯誤を重ねて完成させたという進化系３種を加えた4種の詰め合わせ「バルセロナの宝石　パナジェッツBOX」として来年３月まで販売中です。もともとこの「パナジェッツ」は、11月1日の「諸聖人の日」を祝うスペインの伝統菓子なのだとか。コロンと丸いフォルム、もっちりとした食感。日本ではなかなかお目にかかれない、貴重なスイーツです。

今年の春に「目黒雅叙園」からリニューアルを果たした「ホテル雅叙園東京」。こちらでは和をテーマにしたパティスリーショップ「栞杏1928 」が9月にリニューアルオープンしています。今の季節のおすすめは、秋限定のしっとりとしたパウンドケーキ「和栗のパウンドケーキ」。和栗の量がほどよく、美味しさはそのままにパッケージが一新されています。11月末までの販売となるので、秋の味覚を感じさせる手土産の選択肢の一つとして知っておきたい一品です。

うなぎパイでおなじみの「春華堂」から誕生した和菓子ブランド「五穀屋」は、その名の通り五穀を中心とした穀物を取り入れた商品展開をしています。中でも人気商品の「よつ割り」は、五穀が練り込まれた皮に餡を自分で挟むタイプの最中菓子です。10月25日から箱根限定で販売されるのが「よつ割り Jean-Georges Tokyo 米澤シェフNY アミューズ」。もはや和菓子の域を超え、立派なアミューズとして完成されたとも言えるこちらの商品は、「焼きとうもろこしとローズマリー 醤油のフリーズドライ」と「麦味噌ピーナッツと水窪のあわ ミントの香り」の 2 種類となっています。

今年で創業66年目を迎えた「メリーチョコレート」が、この秋発表した新ブランド「RURU　MARY'S（ルル メリー）」。「もっとおいしく、もっとたのしくチョコレートを味わってもらいたい」をコセンプトに、日常的な手土産を目指して誕生したのだそう。これからの季節のパーティのおもたせにもぴったりな「ショコラテリーヌ」をはじめ、「ルル メリー」の顔とも言えるのが「ルルスフレ」。テリーヌとは対象的なふわふわしたスフレ生地が特徴で、使っているチョコレートの違いで4種類のバリエーションがあります。ふたを開けるとカラフルなイラストが顔を出すパッケージも印象的です。

東京と関西で店舗数が限られている希少性と、魅力的な商品展開でブレイク中の洋菓子店「ブルトンヌ」。テーマカラーのミントブルーがとっても可愛いらしく、女友達へのプレゼントの鉄板として抑えておきたいお店です。そんな「ブルトンヌ」からこの秋新商品が登場しました。一番の人気商品であるフィナンシェを一口サイズにアレンジした「プティ・フィナンシェ・アソルティ」がそれです。バターのコクとアーモンドの香ばしさは安定の美味しさ。やっぱり可愛いパッケージには、赤の細いリボンがかかっているのもたまりません。