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CLUB-MATE
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ドイツのソフトドリンク市場はここ数年活気づいています。いろいろな背景がありますが、オーガニック食品が増えたことでソフトドリンクにもオーガニックの物がどんどん登場したり(Bionadeというオーガニックソフトドリンクが90年代に発売され、2007年ごろにはマクドナルドでも販売されるなど、一世を風靡しました)、若者のビール離れが進み、ビール会社もこぞってノンアルコールビールやソフトドリンクを作り出したことなどがあります(Bionadeもビール醸造所が作ったドリンクです)。
元々フルーツジュースやミネラルウォーターをたくさん消費するお国柄で、サイクリングする人達が作り出したビールに炭酸飲料をミックスしたラードラ―や、アップルジュースと炭酸水を混ぜたアプフェルショーレなども好まれるドイツ、炭酸好きなところも相まって、こうした炭酸入りソフトドリンクが受け入れられていると言えます。
ではどんな種類のソフトドリンクがあるのかというと、先に述べたBionadeはビールのように発酵させた、ハーブやフルーツなどのフレーバーのノンアルコール炭酸飲料や、オーガニックのコーラ、ハーブやリンゴ、レモン、温レジ、チェリー、ルバーブ、カシスなどを使ったソーダ。そして世界的に人気のスムージーやカフェインなどを補給した機能性飲料。
そして最近のトレンドに入ってきたのがマテ茶です。マテ茶はご存じの通り、南米のお茶で、カフェインが豊富で健康なお茶と捉えられています。ドイツではハーブティーは昔からよく飲まれていますし、緑茶もかなり受け入れられていて健康なイメージがあるので、次世代のお茶的にマテが登場した感じでしょうか。
こうしたマテ茶飲料は、ボトルデザインもカッコよく、若い世代に受け入れられています。味付け用に砂糖は使われていますが、その他の人工的な添加物は加えられておらず、カロリーも従来の炭酸飲料より少ない点も健康を意識した点です。
こうしたトレンド飲料は、クラブシーンでも活用されています。クラブでお酒が飲めなくてもおしゃれなボトルを手にしていれば十分クール。
ドイツで大人気のマテ茶飲料の代表格の一つが、今回紹介するクラブマテ。マテ茶の風味はそのままに、でも決して苦すぎず、かといって甘さも控えめなのでカロリーも低くスッキリと飲めます。クラブで汗をかいてもこれで水分補給ができるし、カフェインが入っているので長い夜も存分に楽しめますね。
もちろん夜遊びをしない人にもお勧め。午後少しだるくなってくる時間帯にこれを飲めばスッキリ目が覚めて仕事もはかどりそう。
日本初登場したばかりのこのクラブマテ、11月2日~5日開催のドイツフェスティバル(http://www.deutschlandfest.com)でも飲めますよ!どうぞお楽しみに。
※掲載情報は 2017/10/16 時点のものとなります。
ドイツ食品普及協会 代表
森本智子
ドイツ在住11年、日本帰国後はドイツ農産物振興会日本事務所にマーケティングマネージャーとして勤務。2010年同団体の解体を機に独立、株式会社エルフェンを立ち上げドイツ食品・飲料の輸入・販売サポート、展示会の出展サポート・コーディネート、ドイツの展示会、会社訪問のガイド・コーディネート、ドイツ食文化セミナーの開催、ドイツの食の情報発信に関わる活動を行っています。
株式会社エルフェン:http://elfen.jp/
一般向けのイベントではドイツ大使館主催「ドイツフェスティバル」の立ち上げ、運営メンバー。
日本ではただひとり、ドイツ ドゥーメンス・アカデミー認定ディプロム・ビアソムリエの資格を持つ。
なかなか日本では知られていないドイツのおいしい物をご紹介していきたいと思っています。
著作:フォトエッセイとイラストで楽しむ ちいさなカタコト*ドイツ語ノート 国際語学社
ドイツパン大全 誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=5380