記事詳細
紹介している商品
「おいしい記憶」を刻み続ける創業90年老舗の定番焼菓子
福岡市内から車で一時間弱の「瀬川菓子舗」の出会いは、私の料理教室の受講者様からの頂き物の焼菓子でした。地元で昔から大人気の老舗のお菓子屋さんだと教えていただきました。
受け取った瞬間「ずっしり重い」ので、いったい中身は何だろう?と、興味津々で開けてみると、モダンで素敵なパッケージの中に1本ずつ小包装された棒状の焼菓子が並んでいました。
見た目以上に重たいこの焼菓子はお店で人気No1の「キャロット」。
40数年前に、現会長が考案された「キャロット」。クッキー生地にアーモンドスライスとキャラメルをのせてじっくり焼いてあります。
名前の「キャロット」から連想させる人参は入っていません。
アーモンドスライスがとっても香ばしくて、ずっしり重たいクッキー生地は噛みごたえあります。噛めば噛むほど、口の中に広がるとても優しい甘みは、懐かしい良き記憶を呼び覚ましてくれます。
モダンでおしゃれなパッケージは「次の時代を見据えての変革」という大きな決意のもと、1年がかりでようやく昨年3月、40年目のリニューアルを遂げたそうです。「プレーン」「ココア」「抹茶」のテイストに加えて、黒ごまペーストを練りこんだクッキー生地と黒ごまをたっぷりのせて焼いた「黒ごま」と、深煎りした香ばしいきなこと米粉を使ったクッキー生地に豆乳クリームのキャラメルを表面に使用した「きなこ」の2種類が新登場しました。
パッケージにも、「キャロット」にも、瀬川菓子舗の作り手の熱い想いが溢れています。こんな想いも心に留めながら、キャロットをかみしめると、美味しさもひとしおです。地元で長い間愛されるお菓子屋さんということがよくわかります。
小さいお子様から年配の方まで、幅広くオススメの心に響く焼菓子「キャロット」。パッケージも素敵ですので、贈答用にもぴったりです。ぜひ、お試しください。
※掲載情報は 2017/10/15 時点のものとなります。
- 13
キュレーター情報
食卓コーディネーター
今橋幸子
母親譲りの器好きが高じて習い始めたテーブルコーディネートで、いくつかのコンテスト入賞を機に、食卓を通して感性に磨きをかけ、より素敵なライフスタイルを愉しむことを提案するおもてなしサロンを開く。
2013年1月、食空間を通して自分らしいライフスタイルをクリエイトする「essenza style」設立。
2013年6月、お魚ごはん&カフェと料理教室「今橋家」をオープン。
2014年3月より、お魚の美味しさや健康・美容に良いお魚ごはんをもっと身近なものにしてほしいという思いで、鮮魚のお土産付きのお魚料理教室を開催中。お魚さばきも、テーブルコーディネートも、おもてなし術も学べる「お魚料理おもてなしレッスン」は人気講座で、どこでも手に入る食材を使って、簡単だけど豪華に見える料理レシピは、老若男女問わず好評を得ている。
カフェや料理教室で使用する鮮魚は、魚市場の仲買人である父から仕入れ、毎朝魚市場に出向いては魚の目利き修業中でもある。