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暑さも落ち着き、金木犀の香りと共に季節が秋らしくなってきましたね。秋といえば、「読書の秋」や「スポーツの秋」などいろいろありますが、忘れてはいけないのが「食欲の秋」ですよね。秋に旬を迎えるおいしいものはたくさんありますが、その中でも梨は夏の終わりの8月下旬から10月までが旬と言われています。季節の移ろいを感じることもできる旬の梨にも種類や産地によって特徴があるので、おすすめのおいしい梨をいくつかご紹介します。今後梨を購入する際に参考にして、是非最高の梨を味わってください。
1：プレミアムな鳥取県オリジナルブランド品種【新甘泉】
平成20年度に登録された、鳥取県のブランド品種である【新甘泉 しんかんせん】という品種をご存知でしょうか？こちらの品種は出荷期間がとても短く、糖度センサーで糖度が高い梨のみを出荷しています。近年出荷量は増えてきているものの、大きな流通に乗らないため、見つけられたらラッキーなプレミアム品種とも言えます。【新甘泉 しんかんせん】という品種名もインパクトがありますので、覚えやすいですよね！糖度の高いものだけを出荷しているためどれを選んでも甘くてみずみずしいので、見つけたらぜひ手に取ってみてください。
2：売切れ必須！甘さと水分でずっしり重い「大澤農園」の幸水
お次にご紹介する品種は、2017年分は完売してしまっているのですが、是非今後手に取ってほしいのでご紹介します。通常の梨は1つ500～600gのところ、大澤農園の幸水は1つ800ｇ近くもの重量があります。それだけでも驚きなのですが、1つ1つの熟期を農園のご夫妻が見極めて収穫されていますので、一番おいしい状態で手元に届きます。上品な甘さとみずみずしさ、そして、ご夫妻のこだわりがぎっしりと詰まった幸水を、是非一度売切れ前に手に取ってご賞味ください。
3：1月まで梨を楽しめるので年末の贈り物にもOK
１㎏を超える重量のものも珍しくないという、栃木県の「にっこり」を贈り物にいかがでしょうか。こちらの品種は、糖度が高くみずみずしいとても美味しい品種です。贈答用のパッケージにもこだわっていて、可愛らしくお洒落な箱は開ける前からわくわくします。中の梨も1つ1つ丁寧に包装されています。冷暗所で保存することで1月まで楽しむことができるので、年末年始にもおいしい梨を楽しめます。味もよく包装も可愛らしく、日持ちもするので、贈答用にオススメの商品です。
4：太平洋側北限の地で化学肥料を使わずに育った「北浦梨」
宮城県遠田郡美里町北浦の地では、明治時代の1本の苗木から、梨栽培が始まっていると言われています。寒い土地ながらも、日の光と風通しの良さが、この地の梨の甘みのもととなっています。「北浦梨」というのは品種名ではなく、この地区の梨の愛称だそうで、地元の方に愛されている梨というのが伝わります。こちらの農園では化学肥料を使用せず、安全面を考慮して消毒等は最低限に抑え栽培されています。自然の力でのびのび育った甘くてとてもジューシーな北浦の梨は、この時期にオススメの逸品です。
5：桃やメロンに並ぶ甘さ！歴史ある市川「大新園」の梨
千葉県市川市には数百年続く梨畑が広がっていて、極上の梨栽培農家が多く並んでいます。その中でもコンクール常連の「大新園」の梨はとにかくすごいのです。大新園で作る梨は糖度13度以上で、メロンや桃のようなとても甘い梨です。週替わりでいろいろなバリエーションの梨を楽しむことができ、その1つ1つに個性を感じることができます。どの梨もとても甘く、華やかな香りや食感を味わえます。同じ農園の梨を食べ比べるのもおすすめです。この時期だからこそできる数種の梨の食べ比べを、糖度の高い梨で楽しんでみてください。
※掲載情報は 2017/10/11 時点のものとなります。
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