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海外シリーズが続きますが、今回もフランスへ行ってきたので私が必ずお土産＆自分用に買うスイーツをご紹介します。
”ミッシェルとオーギュスタン”はナチュラルな素材を使ったシンプルな味わいと、思わずパケ買いしたくなるかわいいデザインで大人気のパリ発お菓子ブランドです。
本当に美味しくて、正直で、まやかしのないお菓作りをモットーに！
ロゴにもなっている創業者のミッシェルとオーギュスタンは中学の同級生。お互い若くしてビジネスマンとして成功を収めていましたが、根っからの食いしん坊が高じ、本当に美味しいサブレが食べたくて自宅のアパートをアトリエ＆事務所にし、2005年に二人の名前のお菓子屋を立ち上げました。
「家で子供と作るような、美味しくて安心できるお菓子がスーパーにあっても良いのでは？」との思いでスタートしたこのブランドは、美味しさに加えメディアを通じたユニークな戦略で注目されるようになり、創業からわずか数年でフランス6000か所の店舗で取り扱われるまでに成長を遂げました。今では欧州各地や日本など20カ国以上、更に、昨年から米スターバックスの全店でクッキー類の販売がスタートするなど大躍進を続けています。
スーパーで手軽に買える究極のクッキー
ブルターニュ産の無塩バター、国産の美味しい牛乳や小麦、レユニオン産のブラウンシュガーなどこだわりのナチュラル素材、着色料や保存料は一切使わず、試作を重ねて商品化されたお菓子は、スーパーで買える中では相当レベルが高いです。ボンヌママンなどフランスを代表するお菓子ブランドに比べると値段は少し高いですが、原材料もレシピも全て公開し、安心して美味しく食べられる上にポップで楽しいパッケージ、食べ過ぎないで済むお手頃サイズなど、ちょっと贅沢だけどこれならと買う人が多いのも人気の秘密です。私もパッケージにまず惹かれ購入したらあまりの美味しさ、素材の良さにリピートするようになりました。
見た目も味も思わずニンマリが止まらない
今回購入した中でも、特にオススメしたいのが２種類のプチ・バゲット。一見エクレアのように見えなくはないですが、美味しいチョコレートを贅沢に使ったつまめる小さなバゲットのようになっています。ゲラント産の塩をアクセントに、カカオ66%のビターチョコレートがたっぷりかかったサブレは、チョコレートのほろ苦さと丸みのある塩っぱさが絶妙で、甘すぎないのでアペロにも最適です。ヘーゼルナッツとミルクチョコレートを使った方は、香ばしいヘーゼルナッツとミルキーなチョコレートがかかった大人も子供も大好きな味です。どちらも美味しい素材を使ってるのが一口で伝わるリッチで素朴な味わいです。
更に、開けて思わずニンマリさせられたのが、食べやすくアレンジされた中袋や箱の隅々にまでこだわりが書かれた凝ったデザインです。これもお土産にするのに得点高いですよね！
クッキー類以外に美味しいフランス国産のミルクとマダガスカル産のバニラビーンズを使ったヨーグルトやフルーツを組み合わせたフレッシュジュースなども販売されてます。これは持ち帰ることができないので、滞在中のお楽しみとして見かけたら購入しています。
を取り扱うスーパーや、ネットでも販売されてるようですが、フランス各地の大型スーパーや最近増えてる「Monop’」などコンビニタイプの店舗でも販売されてるので、初めてフランスへ行かれる方でも比較的容易に見つけることが出来ますよ。どれもコンパクトなサイズなのでスーツケースや手荷物にチョコっと忍ばせればいい優れものです。
※掲載情報は 2017/09/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
地中海の食・音楽のコーディネーター
おきよし(沖淑子)
大型レコード店のワールド・ミュージックのバイヤー担当後、いつかは南の島へ移住を夢見ながら東南アジア～南インド～モロッコの音楽&食を探訪。数年前より音楽フェスティバルで訪れたマルセイユで地中海料理の魅力に目覚め、現地のシェフに料理を学ぶ。
2012年2月に代官山にオープンしたフレンチ・デリ&カフェ「table ogino」のオープニングスタッフとして勤務。2013年には、レバノンでオリーブ収穫の手伝い&家庭料理を学び、都内で中東料理イベントやケータリングも行う。現在は日本エスニック協会の汎地中海料理のアンバサダーとしても活動中。
また、スパイスやハーブをミックスしたジャム作り、特に好きな音楽を聴きながら夜な夜な煮る“深夜のジャム活”をFB、instagram、twitterで発信中!
