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一般的な月餅よりサイズも小さく、ビジュアル的にも美しい！
料理研究家&テーブルコーディネーターの磯部作喜子です。
中華メニューレッスンのデザートを探していたところ、とても可愛い月餅を見つけました。
新宿伊勢丹の「円果天」の月餅です。新宿中村屋の系列のお店とのことで、高級感漂う店構えです。
「円果天」の「円」は家庭円満。「果点」は中国語ではお茶請けやおやつを意味し、「天」は天の恵みを表すというおめでたいお菓子です。中国には、月見の際に一家円満を願って、円い月餅を食べる習慣があるそうで、お月見団子の代わりにしてもよいかもしれません。
伝統の技で作りあげた薄皮生地で、吟味した素材の風味を生かし、直火釜で丁寧に練り上げた餡を包んで、しっとり焼きあげているそうです。白双糖を使うことで、キレと深みのある甘さも特徴だそうです。
一般的な月餅に比べてサイズも小さく、ビジュアル的にもとても美しいのが特徴。素材にもこだわっているので、ワンランク上の月餅と言えるでしょう。
黒胡麻餡、くるみ餡、白蓮の実餡木の実餡など、どれも美味しそうで迷いましたが、今回は初めてでもあり8個入りのお勧めのセットを購入しました。
その中でも色の綺麗ないちご味とキャラメルマキアート味を試食してみました。
まずはイチゴ。皮にもほんのりイチゴの香りが。あんは、甘酸っぱいイチゴの風味が豊か。ほんのり効いた練乳のコクがジューシーな味わいを引き立てます。
キャラメルマキアート味は、白あんにキャラメルやコーヒーを加えているもの。キャラメルの香ばしさを月餅に表現するとは流石中村屋さんと感動的でした。
お教室では、8個入りのお箱を生徒さんにお出しして、敢えて裏を見ないで選んで戴く形に。
裏を見て「私は黒胡麻餡」「私は木の実餡」と大盛り上がりでした。食後でも、一口サイズなので思わず戴けてしまうのが嬉しいですね。
ネットからのお取り寄せも可能なので、お手土産にホームパーティーにご購入下されば嬉しいです。
※掲載情報は 2017/09/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・テーブルコーディネーター
磯部作喜子
英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月１００席以上の講座をこなし、現在までのべ９０００人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」（主婦と生活社）「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」（ハースト婦人画報社）アメブロ：http://s.ameblo.jp/salon-blanc/
