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「晴れの国」岡山には素敵な果物や海産物、農産物がたくさん
「晴れの国」とまで称されるほど、天気が良い日が続く岡山。私も何度も伺っていますが、たまたまかもしれませんが、確かに雨にあたった記憶がないです。それほど天候に恵まれている県なので、農作物も豊か。桃やメロンなどに代表される果物が超有名ですが、最近ではパクチー生産量が日本一というので注目もされました。もちろん瀬戸内海に面しているので、牡蠣や海産物も豊富。自然が広がる素敵な環境が、すごく羨ましいです。
今回は岡山県から逸品をご紹介させて頂きます。それが「ひよせん」。県内でもあまり見かけないお土産ですが、知る人ぞ知るといいますか、特にいわゆる“自然派”な方々に大評判なのです。
製造販売しているのは『卵娘庵』。養鶏から加工まで一貫しておこなっている「卵の会社」です。自然溢れる環境の中、平飼いで元気な鶏を育成し、そこで生まれた卵の販売や、それを使った加工品を製造販売しています。しかも餌にもこだわり、安全なバランスのとれたマイナスイオン化、乳酸発酵させた餌を使用。
優しい甘さと、サクサクふかふかな食感が楽しめる
そんな素晴らしい環境で生まれた卵を使用したのが「ひよせん」です。卵娘庵の卵をふんだんに使用した米粉のせんべいです。米粉は岡山産のうるち米を使用。バターや油脂を使用せず、北海道の甜菜糖から採取した砂糖とはちみつで優しい甘さをつけています。
米粉なのにせんべいではなく、サクサク、ほろほろとした食感。『卵娘庵』の卵で作ったスポンジは、びっくりするほどふくらみが良くなるそうで、それが米粉にも影響しているのでしょう。まさに、クッキー!ふかふかの心地良い歯触り感。せんべいですが、紅茶やコーヒーにぴったりです!
※掲載情報は 2017/08/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。