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取り返しのつかないミスをしてしまい、取引先に謝罪しなければならない時に必須なのが訪問時の手土産です。謝罪の気持ちを伝える手土産は定番と呼ばれるものもありますが、今回は「取り返しのつかないミス」に重点を置いて、より深い謝罪の気持ちを現した特別感の伝わるアイテムをご紹介します。開店前から行列に並ばなければ買えない洋菓子や、1店舗のみでしか取り扱いのない老舗の和菓子など、購入するにはかなりハードルが高いものばかりですが、その入手困難さや特別感から知名度も高いので、そのぶん気持ちが伝わるでしょう。
1：店頭販売のみで予約必須！格式高いしっとり上質クッキー
東京都赤坂にある「ツッカベッカライ カヤヌマ」はオーストリア国家公認の日本人マイスター、栢沼 稔さんがオーナーを務める洋菓子店です。他ではなかなか味わえないオーストラリアの伝統的な焼き菓子が人気で、なかでもクッキーはその人気から店頭販売で常に品薄状態が続き、現在は電話、ファックスによる配送を休止するほど。来店購入でも確実に購入したい場合は予約必須です。ハプスブルク家の紋章が入った黒のボックスも重厚感があり、上品です。
2：少しかための豆の食感がクセになる塩を効かせた豆大福
南青山にお店を構える和菓子店「HIGASHIYA」。日本の伝統的な美意識を受け継ぎつつ、現代風に進化させたスタイリッシュな和菓子が人気です。数ある個性的な和菓子の中でも、午前中には売り切れてしまう入手困難アイテムは、意外にも和菓子屋の定番ともいえる「豆大福」です。少しかたい食感の赤えんどう豆と歯ごたえのある餅生地は相性抜群！塩を効かせた餡はすっきりした味わいで、甘いものが苦手な方にもおすすめです。
3：素材の配合までオーダー出来る！贅沢栗のテリーヌ
京都丹波福知山に本店を構える「足立音衛門」は、地元でも有名な丹波栗をはじめ厳選された世界中のさまざまな栗を贅沢に使用したスイーツが自慢です。なかでも栗のテリーヌ「祈り」は全てオーダーメイドで作られる特別な商品。ミキサーを使わずに職人の手作業で作られ、こだわりのバター、和三盆、新鮮赤卵などの上質な素材の配合もそれぞれ選べます。包装に「○○様御誂え」と名前入れが出来るところも特別感があり、心からのお詫びをする時、背中を押してくれる手土産になります。
4：老舗のコラボスイーツ「あずきとカカオのフォンダン」
先方に謝罪で訪問する際、定番の手土産になっている羊羹。ずっしり重たく、謝罪の気持ちを伝えるには最適の和菓子です。そんな羊羹を看板商品に持つ老舗「とらや」から和と洋をコラボレーションさせた新しいスタイルの「トラヤカフェ」が誕生しました。中でも「あずきとカカオのフォンダン」はずっしり重たく、濃厚な味わいが魅力。シンプルで上品な包装も美しく、手土産におすすめです。トラヤカフェは本店と違い店舗数も少ないので希少感があります。
5：シェフのこだわりが詰まった大人の贅沢フルーツケーキ
ホテルニューオータニ内の「パティスリーSATSUKI」にはシェフがこだわりの素材や製法で完成させる「スーパーシリーズ」と呼ばれるスイーツが存在します。なかでも7種のドライフルーツを使った「スーパーフルーツケーキ」は2時間弱かけて焼き上げるシェフの力作。金箔を施したボンボンショコラはそのままでも、割ってラム酒をケーキにかけても楽しめます。ホテルのスイーツはそれだけでも特別感がありますが、シェフの最高傑作「スーパーシリーズ」はさらに特別な謝罪の気持ちを伝えてくれます。
6：東銀座店のみで販売！和栗を贅沢に使った壺プリン
銀座駅すぐの場所にお店を構える「銀座文明堂カフェ 東銀座店」は、カステラで有名な「文明堂」のカフェ。文明堂のカステラも謝罪の手土産として定番ですが、さらにどっしり、重たく、深い反省の気持ちを伝えてくれそうなスイーツがこちら。高級感のあるどっしりとした壺に入った「日之影栗のプリン」です。きめ細かいクリームと和栗をたっぷり使用したプリンの贅沢な味わいが楽しめます。東銀座店でしか購入出来ない特別なプリンです。
7：焦がし皮で包んだ自家製餡の優しい味に心癒される最中
東京中央区、銀座駅から徒歩5分の場所にお店を構える「空也」は、明治17年創業の老舗和菓子店です。昭和24年に銀座に移転以来「銀座の空也最中」として知られています。自家製の小豆のつぶし餡を焦がし皮で挟んだ香ばしい最中は多くの文豪に愛されている事でも有名です。空也のお菓子はネット販売や地方発送も行われておらず、予約が必要です。謝罪の手土産として購入の際はひと手間かかりますが、全て自家製で丁寧に作られた優しい味わいはその価値を十分に感じられます。
8：最高級のエシレバターを贅沢に使ったリッチなケーキ
パリ万博など数々の万国博覧会で受賞され、一流のパティシエやシェフ、各国のロイヤルファミリーにも愛されているフランスの伝統発酵バター、「エシレバター」。「エシレ・メゾン デュ ブール」は、そのエシレバターの専門店として2009年に東京・丸の内にオープンしました。エシレバターを贅沢にもクリームの半量近く使ったバターケーキ、「ガトー・エシレ ナチュール」は濃厚でミルキーなのにしつこさを感じない味わいが魅力。平日でも行列が出来る大人気商品です。
9：太さが違えば味も変わる？老舗「たちばな」のかりんとう
「かりんとう たちばな」は銀座にある老舗のかりんとう専門店です。商品は太め「ころ」と細めの「さえだ」の2種のかりんとうのみ。同じ味ながらも違ったフレーバーに感じるから不思議です。口に含むとコーティングされたつややかな砂糖が溶け、上品な甘みがひろがります。クセになるカリッとした食感も魅力です。包装も品があり、贈答品としても人気が高いのですが、オンラインショップなどのネット販売は無く、銀座にある1店舗での店頭販売しかされていません。贈答シーズンは行列覚悟で向かいましょう。
※掲載情報は 2017/08/16 時点のものとなります。
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