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素潜りでひとつずつ!日向灘の恵みたっぷりの天然岩牡蠣
晩春より盛夏にかけて旬を迎える宮崎県日向市・庵川の天然岩牡蠣。漁がおこなわれるのは、3月下旬から8月頃までの限られた期間です。庵川の漁港はプランクトンが豊富。栄養たっぷりの環境で育ちます。
私がお客様にお出ししているものは全て、公私共にお付き合いがある「やひろ丸」の目利きの天然岩牡蠣。新鮮なのはもちろんですが、その大きさも殻のままで15センチ強と大きめです。年月をかければかけるほど、養分を摂りこみ大きく成長するので、美味しくなります。
生牡蠣で食べると食感はプリッとしていて、とってもミルキー。濃厚な旨味がぎゅっと詰まっていて美味しいのです。さらに、火を通せば牡蠣の持つ甘味がさらに引き出されます。
日向灘にはもともと黒潮からの海流が入り込んでいて水温も高く、植物性プランクトンが豊富にいます。栄養たっぷりの海で育つので、旨味成分も凝縮されています。
九州はもともと岩牡蠣の産地として、大分、佐賀、長崎などが有名なのですが、その中でも日向灘で採れる庵川の天然岩牡蠣はとにかく濃厚な旨味が際立っているように思います。
食べられる期間は限られていますので、ぜひ、宮崎県庵川の天然岩牡蠣の濃厚な旨味を味わってみてください。
※掲載情報は 2017/08/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
シェフ
中原弘光
『 La fontana azzurra』のオーナーシェフ シェフ 中原弘光。
1975年宮崎県生まれ。『フォーシーズンズホテル椿山荘 東京』、イタリア料理『BiCE東京』、フランス料理『ぎんきょう』、『リストランテ キオラ』料理長、2009年から「リストランテ シルベラード」統括総料理長を経て、2015年、オステリア『NAKAHARA』オープン。2016年より宮崎県の食材をふんだんに用いた『 La fontana azzurra』をオープン。
本場イタリアの技法を使って旬の食材の持ち味を最大限に引き出した、才気あふれる料理は、多くのファンを魅了しています。
2011年、宮崎県より、料理界からは初めてとなる「みやざき大使」に任命。県内外のイベントにて郷土の食材を用いながらその魅力を伝えている。