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紹介している商品
手作りでつくることを基本として
私の仕事では外すことのできない、福岡県うきは市。大分県との県境でフルーツの町といわれる豊かな場所。こちらにお酢をいろいろな形で製造しているお店があります。
酢造発酵場&カフェ・suの店内は水色。さわやかな空間についのんびりしたくなる店内。
そこで大人気の商品果実のお酢シリーズ。今回は今がシーズンで且つ、うきは市の特産物でもある「もも酢」と「なし酢」をご紹介です。
とてもシンプルな瓶とラベル。でもこの中のお酢は、今までにないくらいさっぱりとして酸味のキツさがなく、そのままゴクゴク飲めそうです。
シンプルですが、果実それぞれの色が素直に表現されているのでまるで理科の実験のように不思議な装いに感じます。このお酢は、すべて手作り。果実と酵母菌を使ってアルコールにしてから自家培養した酢酸菌を植え付け、ゆっくりと時間をかけて酢にしていきます。作成時間は3か月から1年と長い年月をかけて丁寧につくることがこだわりです。
お酢つくりに使用する果実たちは、お店の近隣の生産者さんの傷物です。傷物のほうが熟れていて甘みがありおいしいものが多く、お酢つくりにはぴったり。最後まで使うという気持ちと丁寧に作るということがこのお酢に表現されているのは飲んでいただけたら実感できるかと思います。作成量も毎回きちんと決めているのではなく、仕入れた果実の分量(傷物がどれくらいあるのか)で決まるとのこと。無理なく手作りで作るがモットーで優しいお酢。
私が勝手にキャッチフレーズを作ってしまいそうです(笑)。
お酢の使い方でおすすめは……
使い方で私が試したのはこれ!桃パフェに直接もも酢をかける!通常ならば少し酸味があるのですが、やはりsuのもも酢は酸味が強くないので、パフェがさっぱりした味わいに。桃自体の甘みが十分に引き立ちとてもおいしく食べることができました。
これからの真夏の季節はぴったりですよね。もう癖になりそうです。この食べ方絶対におすすめですよ!!なし酢も同じ要領で使うと梨の甘味とシャリシャリ感がたまらないはずです。
今、お酢は健康ブームで取り入れる方が増えてきました。直接飲むお酢や調味料としてもいろいろなバリエーションがある時代ですが、逆に酢の物などのお酢料理を作る機会が減りつつあり、お酢をもっと積極的に楽しむというおすすめを語る方も増えてきています。Su店内でも、今回ご紹介するお酢だけでなく、お酢が入った果実のジャムや粒マスタードなどお酢の商品が豊富です。
ぜひこの機会にお酢をもっと身近なものに!そしてsuのもも酢となし酢を飲んでいただきたいと思います。
そしてぜひフルーツが豊富なうきはへお越しください!
※掲載情報は 2017/08/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツプランナー
山口真理
福岡と東京を拠点とし、カフェや企業などのメニュープランニング多数。全国を訪れて生産者と出会い、食卓をつなぐパイプ役として素材をベストな状態でスイーツに添えるレシピ提案をする。福岡県農商工連6次化産業開発アドバイザー。農家をピックアップした冊子と食材をセットで送る「ふくおか食べる通信」レシピコーナー撮影フードスタイリスト並びにメニュー開発。フードコーディネーターとして撮影スタジオでのフードスタイリングも多数。Yahoo!JAPAN「日本の定番選定委員会スイーツ101」選定人。フェリシモ商品「シリコン型お菓子の会」「ミニシリコン型お菓子の会」プロデュース。フェリシモ出版「毎日のごはんを楽しく作る雑貨のカタログSweetsBook」ポプラ社「スイーツの仕事」出版。文化放送「ピピットサンデーWakuwakuMix」出演。