記事詳細
紹介している商品
冷凍ピザなのに解凍の必要がなく、フライパンで焼くだけで本格のピザが!
「冷凍ピザでとても美味しいものがあるよ。」という、お取り寄せ仲間からの情報には、なかなか反応することができなかったのです。冷凍ピザってスーパーでも安売りしているし、食べるときにレンジで温めるだけなんていうのはどうも面白くないし、そもそもレンジを持っていないという私。
しかし、「フライパンで弱火で焼くだけで、すっごいいい香りがするのよ」ときた。なんか美味しそうな感じがして早速4枚セットを送っていただいた。確かにスーパーで売っているのと違ってちょっとした手作り感がいい雰囲気なのです。
ホームページには、「恵那のピザ屋は19年前に普通の主婦が1996年10月25日、5種類しかないピザと学生ピザと少しだけ焼けるケーキで、小さな店をOPENしました」とあります。
調べると、岐阜県の恵那市でもう20年以上も作り続けている「普通の主婦」の方が、ゆっくり丁寧に生地を練り、こだわった具材を集め、生地の上に散らす、という手作り感が伝わってくるんですね。私にとってこういうのが、とても大事なんです。聞くと、学生さんに手ごろな価格で始められたのが、スタートのようです(今も250円だそう!)。
テフロンのフライパンに、少しだけオリーブオイルを引き、弱火にして冷凍のピザを乗せてふたをします。タイマーを5分。だんだんと焼きあがる香りが漂ってきます。調理途中の香りってこれまたとても大事。
ふたを開けるとチーズがゆるっと溶けて、トマトにふわっと火が通り、なんかピザの花が咲いたような、そんな美味しさが漂ってきます。クリスピータイプのピザなので生地がパリッとして食感からも旨みが飛んできます。
これはもはや冷凍ではないですね。
九州産を中心とした国産小麦、ハーブ鶏の卵、地元の野菜や手作りベーコンで作られたピザ。市販品と違って生地に塩は多く使わず、素材の「味」が感じられる優しい味わいに仕上がっています。これなら毎日食べても飽きがこないかもしれません。
冷凍なので保存がききます。ホームパーティーでも大活躍しそう。ちょっとした夜食にも使えそう。朝ごはんでもいいかな。いろんなシーンが浮かびます。今度はおまかせで少し多めに送ってもらうようにしよっと。
※掲載情報は 2017/07/07 時点のものとなります。
- 9
キュレーター情報
フードビジネスデザイナー
嶋啓祐
全国の農村漁村をくまなく巡り、そこで使うホンモノの素材を探すことをライフワークにしています。ホンモノはいつも隠れています。全国の肥沃な土地で、頑固で不器用な生産者が作る「オーガニックな作品」を見つけて、料理人が少し手を加える。それが「ホンモノの料理」になります。毎月地方に足を運び、民泊に泊まり、地元の方々とのコミュニケーションを作るのが楽しみです。自然豊かな日本全体が食の宝庫です。自然、風土、生産者、素材、そして流通と料理人とその先にいる顧客。食に関わるすべての方が幸せになるような「デザイン」を仕事にしています。1963年に北海道は砂川(日本一になった美味しいお米ゆめぴりかの産地)で生まれ、18歳上京。大好物はイクラ、クレソン、納豆、ハーブ、苦手なのは天津丼などあんかけ系、豚足、焼酎。趣味は全国の神社巡りとご朱印集め。2018年より自宅料理コミュニティ「ビストロ嶋旅館」を主宰。