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砂糖と比べても良い点が多いといわれるハチミツは、美容食としても注目を集めています。特に非加熱タイプの生ハチミツは、ビタミンやミネラル、酵素といった成分がそのまま残っていることから、健康にも美容にもメリットがたくさんある食材です。そこで今回は、国内外で作られている生ハチミツを集めてみました。色、味、テクスチャーなど、それぞれに個性が際立つ6品です。
南米アルゼンチン生まれの生ハチミツ!酵素が生きている「マヒカハニー」
アルゼンチンは南米で最も採蜜量の多い国。ハチミツは通常、味や品質を均一化させるためのブレンドや、不純物を取り除くためのろ過、加熱することで結晶を溶かすなどの手が加えれれているものです。でもアルゼンチン産の「マヒカハニー」は、非加熱のハチミツ。いわゆる「生ハチミツ」です。表面にある白っぽい細かな泡が特徴です。これは、ハチミツに含まれる酵素によるもの。ふわっとホップされたような食感で滑らかに口の中へと広がります。
紀元前からの伝統的な養蜂技術で作られる!イスラエルの濃厚な生ハチミツ
日本で消費されているハチミツの約8割以上が、加熱処理を施されたハチミツと言われています。でも、ハチミツは約60度以上に加熱すると、ビタミンをはじめとする栄養成分が破壊されてしまうのだとか。加熱処理を行っていないそのまんまの生ハチミツは、いろんな国で作られています。こちらはイスラエル産のハロッド養蜂場の生ハチミツ。黒蜜のように濃厚な風味とスモーキーなテイストの「アボカドハニー」をはじめ、いずれもキャラメルの様に濃厚で個性豊かな5種類が展開されています。
安心・安全でしかも美味しい!岩国つかもと養蜂場の「匠の生はちみつ」
山口県岩国市にある「つかもと養蜂場」では、自然豊かな環境の中で採れたハチミツに、余計な手を加えることなく瓶に詰めた生ハチミツが作られています。「匠の生はちみつ」と名付けられたシリーズの中でも、数量限定で登場したのがクロガネモチという木から採れたハチミツです。ねっとりした舌触りで、独特な風味と濃厚な甘さの奥にスパイシーな苦み。実はこのネバネバした成分こそが、このハチミツならではの栄養成分と独特の旨み・甘味を作り出しているのだとか。他にもレンゲ、ハゼ、混合の百花蜜などがあります。
砂糖と乳不使用!「キッピーズココクリーム」のオーガニックなアイス
オアフ島生まれの「レインボー・ブロッサム・ハニー」も、100%Raw Honey。ハワイの花々の自然な味わいが楽しめる生ハチミツで、2014年のHawaiian Natural Honey Challengeでグランプリを獲得しています。見た目はオレンジっぽい赤みのある色。粘り気が少なくサラサラしています。そしてこちらのハチミツは、挙式日を伝えると、その日にちに合わせて作ってくれるという嬉しいサービスも。オーダーした日から3年後の賞味期限で届くそう。結婚式の引き出物や記念日などのプレゼントにもおすすめです。
カンボジアのジャングルで採れた生ハチミツ!「クーメルハニー」
カンボジアでハチミツを原料にした石鹸ブランド「クーメル・ラビット」を展開している日本人、緒方ポニィさん。一切の妥協を許さない究極のモノづくりを続けるポニィさんの努力の結晶といえるのが、生ハチミツの「クーメルハニー」です。こちらのハチミツは、カンボジアが乾季を迎える4ヶ月間にだけ、野生ジャングルに入ってハニーハントされる希少なハチミツ。繊細で美しいラベルは、日本では画家として活動していてポニィさんが自ら描き下ろしています。どろっとしていて濃い茶色。自然のエネルギーを感じます。
オーストリアから届いたオーガニックの「たんぽぽハチミツ」は優しい黄色が魅力
色は明るい黄色、口に含むとふんわりと優しい香りが広がるこちらのハチミツは、「たんぽぽハチミツ」。オーストリアの養蜂家ヨハネス・グルーバー氏が作っているものです。オーガニック認定を受け、採蜜から瓶詰めまで40度以上の熱を加えない生タイプ。たんぽぽのハチミツを日本で見かけるのは珍しいのではないでしょうか。料理のアクセントとしてドレッシングやソースに加えると、いつもと違った味わいが楽しめますし、このハチミツは青カビチーズのゴルゴンゾーラとの相性が良いそうです。
※掲載情報は 2017/06/28 時点のものとなります。
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