おしるこ焼き
有限会社高橋製菓 住所:静岡県静岡市駿河区敷地2-14-10
「おしるこ焼き」というネーミングからどういったお菓子を想像されるでしょうか?
おしるこをペースト状にしてビスケットで挟んでたべるお菓子や、おしるこを飴のフレーバーの一部として使った商品は結構あるのですが、おしるこそのものが新しいお菓子になったというものはほとんどありません。
勝手な想像ですが、昔は甘いものが贅沢や幸せの象徴でした。おしるこは、その代表的なものだったという話を2回り以上も年上のお菓子業界の先輩から聞いたこともあります。そのおしるこがいつでもどこでも手軽にポケットやカバンから取り出せて楽しめるようになったら嬉しい!そんな願いが込められているのではないかと考えてしまいます。なぜなら商品名のまんまで、技術やあんこの量、水飴、麦芽糖で焼いて固められても、おしるこのそのまんまの味なんです!一口食べた感想は、「おいしい~」や「なつかし~」、「甘さがさっぱりしている」や「しつこくなくてちょうどよい」とかではなく、驚きのたった一言「あ!ほんとうにおしるこだ!」だったのです。
しかも、口の中に入れた瞬間ホロホロと崩れてなくなっていきます!
おしるこに思い入れのある人が今の時代たくさんいるとは思いません。しかし、そんななかでも誰かの期待に応えている、素晴らしいお菓子だと思いました。
有限会社高橋製菓 住所:静岡県静岡市駿河区敷地2-14-10
※掲載情報は 2017/06/25 時点のものとなります。
二木の菓子 専務取締役 商品開発部長
二木英一
「二木の菓子」ではお菓子の専門店として常時約10,000種類のお菓子を取り揃えて日本中、世界中からお客様をお迎えしています。(規模によりますが一般的な小売店で約500~1000種類位と言われています)文化も、環境も違う地域から見つけてくるお菓子は驚きと、感動がいっぱいです!中には決して大型店舗では、売られる事のない名品も沢山あります!私は、食べる時に思わず感情移入してしまう名品を探すべく日々情報収集と自分の足で確認する事を仕事としています。また最近は独自の視点から商品開発も手がけております。それは、私がお菓子のプロとしてお客様から求められる提案に、手土産があるからです。昨今、お菓子ブームから、ただ売れている商品に似せて作った物が多くあります。そこで、決して流行や売れている物の真似ではなく、お菓子が本来持っている手渡しする意味や本物を形にする為、企画からお菓子が出来るまでを「ふたつ木」という自社ブランドでご提案しています。2015年5月テレビ東京「ガイアの夜明け」~進化するお菓子驚きの販売手法~出演 著書「なぜ20円のチョコでビルが建つのか?」Amazonマーケティングカテゴリー1位獲得