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ベルギー発祥のベーカリーレストランの絶品パンとスプレッド
日本ではめったに食べないのに、海外に行くとなぜか口にするものがあります。その1つが甘いペイストリーです。もともとパンが好きなのですが、甘いペイストリーはあまり食べる機会がありません。ところが、海外出張のホテルで朝食に出てくる甘いぺイストリーは別です。バターのおいしそうな香りについつい手を伸ばしてしまいます。
そんな私がこれまで出会った中で一番美味しいと感激したのが、先日、6月1日に六本木のミッドタウンにオープンした「ル・パン・コティディアン」のパン オ ショコラです。
「ル・パン・コティディアン」はベルギー発祥のシンプルでエレガントなベーカリーレストラン。ベルギーと聞いて思い浮かべるのは「チョコレート」という方も多いと思いますが、その期待を裏切らないのが、まさにこちらの「パン オ ショコラ」。
バターたっぷりの風味豊なフワフワのクロワッサン生地にカカオの香りが広がる贅沢なチョコレート。チョコレートが甘すぎず、ちょうど良いバランスです。チョコレートはベルギーならではのクオリティーの高さで、バターの風味に負けない存在感です。
そして、もうひとつオススメなのが、オリジナルのコンフィチュールやスプレッド類。こちらは日持ちもするので、ギフトや手土産にもピッタリです。
オーガニックな素材を使用するなど、材料にこだわって作られていて、いちじくの「フィグ」やサワーチェリーの「グリオット」など、ヨーロッパで人気の高い素材も揃っています。
「ダーク」「ホワイト」「ヘーゼルナッツ&チョコレート」など、チョコレートの種類が豊富なのも魅力。シナモンやジンジャーなどスパイスの風味が効いたベルギーの郷土菓子「スペキュロース」のスプレッドも見逃せません。どのスプレッドも素材の味が生きているので、オーガニックな小麦で焼いた素朴な味わいのパンにつけて楽しんでいただきたいです。
今回はオープン前のイベントでル・パン・コティディアン ジャパン代表の鈴木社長にお話を伺いました。
全世界に250店舗以上を展開するル・パン・コティディアンですが、本格的なディナーメニューが楽しめるのはこちらの東京ミッドタウン店が世界初となります。1日を通して、ゆったりと過ごせる空間となっているので、心休まる時間を過ごしながら、ご友人への手土産を選んでいただくのも良いかも知れません。是非、皆さんも足を運んでみてください。
※掲載情報は 2017/06/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ファッション評論家
黒部和夫
最大手アパレルでメンズ商品開発室長、プレス責任者を歴任。
日本流行色協会、日本アパレル・ファッション産業協会、日本メンズファッション協会、繊維ファッション産学協議会、ファッション業界4団体の委員を歴任。
服飾に関する豊富な知識と幅広い交友関係を持ち、外見力向上、ファッション教育のスペシャリスト。
プルミエールヴィジョン 「明日のメンズファッションを語る世界の4人」に選出、パリにて世界のファッションジャーナリスト300人に講演。
NY在住の妹、パリ在住の従妹、各国の友人など国際ネットワークによる情報の速さにも定評がある。
欧米のファッション業界関係者から名付けられたニックネーム「カルロ」は国内外のファッション、PR、雑誌業界関係者に広く知られ、社名の由来となった。
(財)日本流行色協会メンズカラー選定委員。(財)ファッション産業人材育成機構 IFIビジネススクール特別講師。青山学院大学など各総合大学で講演多数。学校法人杉野学園ドレスメーカー学院特別講師卒業制作審査委員会委員長。
日経電子版「メンズファッション」にて連載中⇒http://style.nikkei.com/fashion/