記事詳細
世の中には味や見た目にも凝ったスイーツが沢山ありますが、お菓子って「シンプル」なものほど「おいしい」気がしませんか。ゴージャスなスイーツにも決して引けを取らない、人気のあるお菓子には材料がシンプルだからこそ、他とは違う「特別」な「こだわり」のようなものがあるのではないでしょうか。これから暑くなるこんな季節には、シンプルなお菓子がオススメです。今回は、シンプルなお菓子の中でもとくにオススメしたい老舗の和菓子を5つ紹介します。
1：こんな食感初めて！食べたらクセになる「あがり羊羹」
北鎌倉にある「鎌倉松花堂」は、老舗の和菓子店で尾張徳川家への献上品だった「あがり羊羹」の伝統を継承し、製造販売しています。
そこの「あがり羊羹」は「水ようかん」より固く、「練り羊羹」より柔らかく「ういろう」のような食感なのに、もう少し柔らかいという不思議な食感。この「新食感」は、食べたらクセになること間違いなし！
職人が丹精込めて作った「あがり羊羹」は、上品で甘さも控えめなので、これからの暑い時期には、喉ごしも涼やかでおいしくいただけます。
2：デパートでは入手不可！並んでも欲しい「大判どら焼き」
清寿軒は、創業156年を超える老舗です。砂糖は純度が高くあっさりとした味わいの白ザラメを使用。小豆はゆっくり火を通し、餡は豆をつぶさないように手で練るというこだわりをもって作っています。そして、蜂蜜は100％純粋なものを使用しているため口どけが良く、高温で香ばしく焼いた皮はしっとりとしています。
甘さも後味がさっぱりしているので、甘いものが苦手な人にもオススメ。
職人が手作業で作った「大判どら焼き」は香ばしく、焼いた皮と小豆餡のほど良いバランスが絶妙です。
3：あんこがはみ出す「喜最中」のオニ盛りっぷりに思わず笑顔
「喜月堂」は創業明治33年の老舗です。明治43年に初代・常住喜代治翁が「あんこ」がはみ出る最中を生みだしました。豪快なあんこ「オニ盛り」の最中は、当時から親しまれていました。「オニ盛り」なのにおいしく食べられるのは、あんこが上品な甘さで作られているからなのでしょう。
そのままいただいてもおいしく食べられますが、オーブントースターで焼きを入れて「パリっ」「サクっ」といただくのも香ばしくなり、餡の甘さと香りが立つのでオススメです。
4：なめらかな餡と薄皮が絶妙の銘菓「うすかわまんじゅう」
宮川菓子舗は創業明治30年の老舗です。
淡い色合いのこし餡は自家製で、この餡は職人が厳選した小豆を大釜で沸騰させては粒が崩れないように水洗いを繰り返し、小さな小豆をふっくら炊き上げていくことで出来上がります。丹精を込めて作られた餡は、なめらかで食べ飽きない上質の餡になります。
そしてそれを薄い皮で包むのですが、手作りで作られているため極薄の部分とややぽってりとしている部分があり、その食感の違いも相まってよりおいしくいただけます。
5：元祖「あんまき」は一線を画すおいしさで食べ応えあり！
小松屋本家は代々続く老舗です。溶いた小麦粉を焼き、その生地に小豆の「あんこ」を挟んだシンプルな「あんまき」は、「小松屋本家」がルーツです。
添加物をつかわない素材で、一枚一枚鉄板で手焼きされる「あんまき」は、ずっしりと重くとても食べ応えがあります。そして、粒をしっかりと感じることができる「粒あん」は、ただ品がよいだけの味ではなく一線を画すおいしさです。
もう一種類の「白あん」は丁寧にこされているので、「粒あん」より幾分上品な味わいになっています。
※掲載情報は 2017/06/02 時点のものとなります。
- 6
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。
