飛騨高山の郷土食。甘めの味噌でついついごはんがすすむ「角一 朴葉みそ」

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酒粕と水あめでお肉も柔らか!素朴な味があとを引く美味しさ

飛騨高山の郷土食。甘めの味噌でついついごはんがすすむ「角一 朴葉みそ」

朴葉(ほうば)味噌は雪国飛騨高山ではで冬の間の食材として余った漬物などを、ほうばの葉の上で味噌と一緒に食べたのが始まりだったとか。

 

私の実家は同じ岐阜県でも愛知県に近い下の方なので、こういった郷土食らしいものがあまりないのですが、飛騨高山には一味違った食文化があって面白いと思い、帰省の度にお土産用や自分の為にもいろいろ買って帰ります。

 

朴葉味噌は酒粕と水あめが入っていて甘め。朴葉の香りも加わって風味がよく、簡単に葱とキノコを混ぜて焼くだけでも、ごはんのお供になります。また、飛騨牛とあわせるとこっくりしたステーキに。甘さにつられて、ついついごはんがすすんでしまうので、ちょっとした炒め物などいろいろ活用していただけると思います。

 

朴葉は厚朴(こうぼく)という漢方で使われる生薬の木の葉の部分、体を温めて痛みを軽減したり胃腸の機能をよくさせる働きがあると言われています。葉には抗菌作用もあるようで、朴葉でお寿司を包んだ朴葉寿司は理にかなっているようです。

 

薬食同源、寒い国での保存食として身近なものを美味しく食べる工夫がとても素晴らしいと思い郷土の食材をご紹介させていただきました。

 

岐阜にお越しの際はぜひお試しいただきたいと思います。これから夏。岐阜は鮎が名物となります。

※掲載情報は 2017/05/28 時点のものとなります。

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キュレーター情報

谷口ももよ

薬膳料理研究家・東洋美食薬膳協会代表

谷口ももよ

岐阜県出身、青山学院大学卒。        
・薬膳料理教室「Salon de Maman」主宰
・一般社団法人東洋美食薬膳協会代表理事
・NPO法人全日本薬膳食医情報協会理事
・一般社団法人日本豆腐マイスター協会理事  著書「身近な10の食材で始める薬膳ビューティレシピ」(講談社)は2015年グルマン世界料理本大会にて健康料理部門で世界一のグランプリを受賞。その他著書「おうちで台湾スイーツ」「べジ薬膳」など多数。 昨年NHK Eテレ趣味どきっ!「あったかボディでリラックス」にも出演、女性誌などでも頻繁に取り上げていただいています。                    
自身の病から、薬膳に目覚め、薬膳料理教室サロンドママンを8年前にスタートし、現在では教室以外にザプリンスパークタワー東京の陽明殿での年に6回の薬膳ビューティランチセミナーや、企業様でのレシピ監修、講演会など、多岐にわたって活動しております。「美食同源・健康は日々の食卓から」をモットーに、一人でも多くの方々を食べて笑顔にできるよう使命感をもってお仕事をさせていただいております

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