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愛媛発、豆腐から人、人から人へ、メイドイン愛媛の逸品
石臼で大豆を引いて豆腐をつくる。
そんな気が遠くなるような、全国でも類を見ない「非効率」な方法で、手絞り・生絞りにこだわって、江戸時代からの製法を愚直に守り、ゆっくりゆっくり時間をかけて愛媛の大豆でつくっている一品は、2017年4月のオープンからほどなく既にクチコミで地元の人に支持され始めていた。
実は、オープンする前から、地元の醤油屋さんに教えてもらっていた。「スゴイ豆腐屋さんが出来るよ」と。それから改装工事の度に通りがかりチェックをして、開店してからも観察し、いつもホントに繁盛しているのを確認してからお店を訪れた。
私と同じ年齢のIターンで愛媛に移り住んだ「脱サラ店主」。誰もが知ってる大手企業を辞めてまでもここで事業を始めたのは、ホントに自分のやりたいことをやりたいな~と思っていた時期に出会った「直感」。
何の地の利のない愛媛松山で、「それなら」と製法を伝えてくれる師匠、応援してくれる人たちに背中を押され、1日9時間豆腐を造り続けている。
機械で製造すれば、大豆をドバっと入れて、一気に絞ったらあっという間に完成する豆乳。が、ここではお玉一さじずつ石臼に投入し、じっくりじっくりひいていく。「バカじゃねえのか」と言われるほど、非効率。機械だと20秒ほどでできる作業を、1時間ほどかけてじっくり、特注の大豆用石臼を回す。
絞りあげるのも時間をかけて。じっくりじっくり行うことで、こっくりとコクと甘味がしっかり蓄えられた、まめ楽石臼豆腐の完成。
時間をかけるので、大豆のえぐみはゼロ。濃厚な、むしろ豆腐というよりはクリームのカテゴリーに入るのではと思うほど、クリーミーで甘味がある。
何なら、これを我々の概念である「豆腐」にカテゴライズしていいかどうか、心から迷うところだ。
何もかけずにまず一口。醤油や、塩、蜂蜜やオリーブオイル、黒蜜などをちょっとかけることで、風味も味わいも大きく変わるし、その振れ幅の大きさにまた驚く。
ランチもあるが、テイクアウトでアイスみたいに食べ歩き、道後温泉本館あたりをぶらり散策するのもいい。
大豆好き、豆腐好きは、間違いなく目から鱗の「豆腐の概念を超える豆腐」を愛媛松山でぜひどうぞ。
郵便番号:〒790-0854
住所:愛媛県松山市岩崎町2-12-1
電話番号:0899-61-1255
※掲載情報は 2017/05/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーパーソナリティ/タグプロダクト
やのひろみ
1975年生まれ。松山市出身。
有限会社タグプロダクト取締役。
小中高校と運動部に所属。バレーボール・テニス・ハンドボールと、スポーツ三昧の生活をおくる。
大学在学中は劇団に所属し、イベント音響などの裏方スタッフとして活動するうちにそれが高じてこの世界に足を踏み入れ、ディレクターはもちろん、パーソナリティとしても活動。また、愛媛県内市町主催催事や企業イベントなどの企画運営にも力を入れ、各催事を総合的に盛り上げることにもチャレンジしている。現在、テレビラジオ出演ははもちろん、CM出演や企業イメージキャラクターなども努める。
2007年6月に第一子を出産。
2010年5月に第二子を出産。
2010年 第47回ギャラクシー賞 ラジオ部門 DJパーソナリティ賞受賞(全国で1名)
2009年・2012年・2013年・2014年 民間放送連盟賞ラジオ部門全国優秀賞受賞。
NPO法人 俳句甲子園実行委員会 理事
NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会 理事
キリンビールを応援する、愛媛の お祭り課長
砥部焼大使第106号
大洲味楽来しいたけ 宣伝大使