記事詳細
カステラはもともとスペインの「カスティーリャ王国」で生まれたお菓子で、それを語源に「カステラ」と呼ばれるようになったそうです。日本でカステラといえば長崎銘菓として思い浮かべる人も多いかもしれません。しっとりとした生地に大粒のザラメが、万人に愛されるお菓子の代表格でもあります。今回はそんな王道カステラとはひと味違った、ハイブリッドなカステラをご紹介します。いつもの味じゃ物足りない!なんて方は必見ですよ。
1:手土産のひきだしに加えたい!甘すぎずに上品な「ヒガシヤカカオカステラ」
スタイリッシュな和菓子を提供することで有名な『HIGASHIYA』。日々の菓子屋=日果子屋(ヒガシヤ)に由来していて名づけられたそうです。こちらのカステラの味のタイプは2種類で、ちょっとめずらしいタイプの「ヒガシヤカカオカステラ」なら甘いものがあまり得意でない方にも好評。生地はしっとり口あたりがよく、香り高い上質なカカオの味わいが印象的な一品。男女問わず幅広い年齢層の方に喜んでいただける手土産です。
2:果実まるごと!初夏にぴったりな宮崎から誕生した爽やか「日向夏カステラ」
宮崎産の果汁たっぷりな果物といえば日向夏。そんな日向夏を丸ごと使ってご当地カステラを作ろうと、何度も試作を重ねた末に誕生したのがこちらの「日向夏カステラ」。一見普通のカステラのようですが、口に入れると柑橘の爽やかな香りを存分に堪能できます。サッパリとした風味はこれからの季節にもぴったり。冷蔵庫で冷やしていただくとおいしいそうです。
3:濃厚な卵と蜜がじゅわっと絡まる!ふんわりとろとろ極上「紙焼きカステラ」
続いては京都に本店を構え、東京では渋谷ヒカリエShinQsで購入できる『然花抄院』のカステラ。一番人気の「然かすてら」は、京都の丹波黒豆を食べて育った鶏の卵を使っためずらしい紙焼きカステラ。ふわふわでとろけるような濃厚さがクセになります。もうひとつの「卵蜜」は、濃厚な黄身を紙の器でゆっくりと火を通し、ほどけるような食感に焼き上げました。上にかかったザラメもアクセントになっています。
4:香ばしいごまの香りに釘付け!年間5,000個のみ限定販売する「国産黒ごまカステラ」
カステラといえば長崎が有名ですが、長崎で王道ではない変わりダネを楽しみたいなら『菓秀苑 森長』の「国産黒ごまカステラ」もおすすめです。希少価値の高い長崎県島原産のごまを使っているため、年間5,000個しか作れないという貴重な一品。優しい甘さのふわふわで柔らかい生地に、香ばしいごまの風味がグっと引き立っています。ごま好きの人はぜひとも覚えておきたいですね。
5:乙女心をくすぐる!金沢から届いた遊び心満載な「金のかすてら」
続いてご紹介するのは、金沢に本店を構える『まめや金澤 萬久』の「金のかすてら」。可愛くて上品な見た目が乙女心をくすぐります。カステラの上面には金箔が貼られていて、さらには型抜きができるよう線が入っています。くり抜くと蝶々や桜にかたどることができ、お皿にのせれば美しく彩ってくれます。
6:ザクザクのざらめがアクセントに!新感覚のブリュレカステラ「ザラッテラ」
作りたてにこだわったスイーツを展開する『黒船』。ざくっ、じゅわ~、フワッの3つの異なる食感が楽しいカステラ「ザラッテラ」も覚えておきたい一品です。お店自慢のブリュレカステラで、バニラビーンズと生クリームを丁寧に合わせて仕上げました。特製の焦がしキャラメルソースに大粒のザラメをトッピングすることで、新しい食感を生み出すことができたのだそう。こちらも注目ですね。
7:大吟醸酒のフルーティーな香りをとじ込めた風味豊かな「大吟醸粕てら」
山梨県にある和菓子屋『金精軒』といえば信玄餅で有名ですが、実はそれ以外にも数々の銘菓が揃います。今回ご紹介する「大吟醸粕てら」もそのひとつ。大吟醸の酒粕を使用したカステラで、日本酒本来の香りを引き立たせるため生地も卵白だけで焼き上げています。口に入れた瞬間から日本酒のフルーティーな香りがダイレクトに広がり、メレンゲのフワフワ感も楽しめる魅惑の一品です。
※掲載情報は 2017/05/22 時点のものとなります。
- 7
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。