「飲む点滴」というキャッチフレーズで、昨今夏の栄養補給に大活躍の今大注目の甘酒。なんとなく、甘酒＝冬に温かい甘酒というイメージがありますが、甘酒は夏の季語とも言うほど、夏にはなくてならない日本の伝統ドリンク。ビタミンB群、酵素、乳酸菌が豊富と言われています！そのため甘酒は、朝に飲めばエネルギーチャージができ、夜に飲むと体力回復をサポートしてくれるので、自分の好きなタイミングに合わせて飲むことができます！

夏は夏バテの予防や熱中症対策、冬は風邪の予防に飲む方が多いそうです。また、出産後の産後疲れの栄養補給に愛飲されている方もが多いようですよ！

これからの時期、是非一度試してみるのもありではないでしょうか！

宮崎で「白水舎」といえば牛乳。あるいは、ミルク味の素朴な甘さが評判のソフトクリームというほどのおなじみのブランド。その「白水舎」の「百白糀」（ひゃくびゃくこうじ）。甘酒の風味とマイルドな牛乳のいいとこ取り合わせた、自然の甘みとさわやかな喉越しです！

甘酒には、酒麹で造るアルコールの含まれるものと、「百白糀」にも使用する米麹で造るノンアルコールの2種類があります。昔から飲まれてきたノンアルコールの甘酒は米麹と水だけのシンプルな原料からつくられます。。米麹に熱を加えると麹菌は米を糖化させ甘酒になります。この甘酒に牛乳を加えて生まれた牛乳甘酒には、なんと牛乳の約100倍、ヨーグルトの26倍以上の遊離アミノ酸が含まれることが宮崎県商品開発センターの成分分析で明らかになったそうです。

甘酒独特の風味がスイーツやお料理にも使えてこちらも便利、飲むだけ出なくおうちの食卓でも活躍しそうです！

瓶からとろーりと注ぎ、口に入れると甘さとともに感じる、お米のつぶつぶ感！これは福岡県の篠崎という蔵元が造っている甘酒で、この会社の清酒「国菊」のブランドをそのまま使っている自信作です！白米で造ったものもあるそうですが、こちらは珍しい「黒米」を使用していて、お赤飯の色あいです。米の粒々だけでなく、原料米の1割が黒米なので、その皮の繊維をしっかり噛みしめれば、甘さが口の中に広がります。英語でスープ（soup）はドリンク（drink）するものではなくイート（eat）するものだ言いますが、まさにその感覚です！

こちらを豆乳割にして飲めば、アミノ酸、ポリフェノールがたくさん摂取できて、体によさそうですね！

こちらも黒米を使ったタイプで、薄い赤飯のピンク色をしています。黒米の田植えは一つ一つ手で植え、農薬や化学肥料を一切使わずに育て、収穫後は天日干ししたお米だけで作ります。原料にこだわり、余計なものを加えずに、麹菌の力で10時間以上かけてじっくりと発酵したお米が深い甘みを作り出しますので、砂糖を使っていないのにこんなにコクがあって甘いのです！！

最近では麹に含まれるコウジ酸の美容成分が注目され『飲む美容点滴』と、話題になっています。寒い冬に温かくして飲むイメージが強い甘酒ですが、昔は夏バテ防止の栄養ドリンクとして、売られていたそうです。

市販されているものは、酒粕に砂糖を加えて作ったものも多いのですが、味匠喜っ川の『冷やし麹甘酒』は手作業で一度の温度の狂いもないように管理されています。さらに砂糖を一切使っていないので、天然のブドウ糖の甘味のみ。麹の旨みとコクがしっかり凝縮されていて、飲むというより、噛みしめて味わうといった感じ。あと味はさらりと飲みやすく、飲みきりサイズとなっています！そのまま冷たくして飲むのが基本ですが、レモンやミントを入れても美味しく頂けます。

砂糖を一切使わず、麹が造り出す天然の甘さだけで造られたとは俄かには信じられないほど、濃厚な甘みが口の中に広がるのがこの「あまさけ」。満足感があるのに、とても低エネルギーなので、甘いものが欲したときでも安心していただけるのも、この「あまさけ」の最高の魅力です。冷やしても温めても美味しくいただけますから、季節や時間帯に応じて飲み方アレンジが出来、何度も楽しい飲み物です。

また、お料理のときに砂糖代わりの甘味料として使うこともできます。

岡山土産の「大手まんぢゅう」は、あんが透けるほど薄い皮で包まれた艶やかなおまんじゅうで、中はなめらかなこしあん。皮の存在感は、口に入れたときに噛み切るときのプツリとした食感が心地よく、口に入れた時に広がる芳醇な甘酒の香りが美味しさをさらに引き立ててくれます。甘酒フリークには、オススメです（笑）