大分の地鶏のレバーと心臓で作った調味料「にくしょう」
今回ご紹介するのは、肉醤。ししびしお、とも呼ばれる動物性の調味料。 醤油のルーツとも言われており、古くは中国の論語にも登場します。 大分県日田市の合…
発酵コンサルタント
国際基督教大学卒業後、大手銀行や証券会社に勤務した後、日本の発酵・醸造技術に興味を持ち、東京農業大学応用生物科学部醸造科学科に入学、09年3月に卒業。同年、株式会社ファーメンステーションを設立。代表取締役。
同社では、「発酵で楽しい社会を」をテーマに地域の未利用資源を発酵技術で活用する提案をし、「発酵」「微生物」と人の暮らしや仕事を繋ぐデザイン性の高いプロダクトやライフスタイルを提案。
岩手の奥州市にて独自の発酵・蒸留技術をもとに、休耕田で栽培した米からエタノール、飼料、化粧品などをつくる地域循環事業を展開。この取り組みが多くの国内外のアワードを受賞している。
世界の発酵食品や仕事を探求する傍ら、日本の発酵・醸造文化の海外発信にも積極的に取り組んでいる。
好きな微生物は麹菌。好きな発酵食品は白菜の古漬け。
受賞歴:
日本政策投資銀行 第3回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション特別賞「地域イノベーション賞」
ブリティッシュ・ビジネス・アワード(BBA)2014 Community Contribution
Creative Business Cup 2014 日本代表 等
全7件
大分の地鶏のレバーと心臓で作った調味料「にくしょう」
今回ご紹介するのは、肉醤。ししびしお、とも呼ばれる動物性の調味料。 醤油のルーツとも言われており、古くは中国の論語にも登場します。 大分県日田市の合…
白菜の古漬け、酒粕、魚のあらでつくる発酵料理。宮城県気仙沼の郷土料理「あざら」
秋も深まり、白菜が美味しい季節になってきましたね。 今回ご紹介するのは、白菜を使った宮城県気仙沼の郷土料理「あざら」です。 白菜は全国的に、冬の間、…
微生物のハーモニー。高知県大豊の発酵茶「碁石茶」
高知県大豊町。樹齢3000年以上といわれる「日本一の大杉」の木のたもとに広がる山あいの町で、400有余年に渡り受け継がれたお茶があります。 日本では珍し…
20年熟成味噌で作った新潟のふりかけ「鉄火味噌」
新潟の味噌蔵「糀屋団四郎」さん。古くからの和釜を使って、ご家族で仕込む風味豊かなお味噌は、地元だけでなく全国のファンに愛されています。味噌蔵の前に広…
アフリカ産の茶葉と日本の黒麹で作り出したプーアール茶
今回ご紹介するのは、黒麹菌を使って発酵させたプーアール茶です。 プーアール茶と呼ばれるものは、一般的には中国で生産されるものですが、このお茶はアフリ…
米麹と紅茶の出会いから生まれた米とお茶の発酵飲料
米麹とは、お米に麹カビを生やしたもので、清酒、味噌、醤油などをつくる際に使われます。この日本の食生活にかかせない米麹と紅茶の出会いから生まれた飲み物…
豪雪地帯で生まれた発酵郷土食「なれずし」
人が住む地域の中で最も積雪量の多い地区と言われる、新潟県魚沼の大白川。 なれずしは、お正月に一番美味しくなるようにと、11月末から仕込みを開始するこの…