世界中の名シェフも絶賛!辛さと上品な甘みを味わう「黒胡椒」
カンボジアには世界の名だたるシェフを虜にするスパイスがあることをご存知でしょうか。ただ辛いだけではなく、上品な甘さを含んだ芳醇な香りの「カンポット産…
カンボジアといえばアンコール・ワット、行ってみたい世界遺産第1位とも言われています。でもそれ以外のカンボジア、特に食に関してはあまり日本では知られていません。西はタイ、北はラオス、東はベトナムと接していて気候もよく似ていますが、食文化にはカンボジアならではの特徴があります。カンボジアの食とは何か。一言で言うとたっぷりのハーブと魚を発酵させて作った「プラホック」です。何種類もの香草を生で齧ることも地元の人たちは楽しんでいますが、石臼ですりつぶしたそれらを他の食材と混ぜて調理して風味と旨味を溶け込ませています。クメール料理はほんのり甘くて酸っぱい、そして辛くないのです。野菜、肉、魚、米、どれも素材の味を引き立てる優しい味のスローフード、のんびり大らかな国民性をよく表しています。水と緑が豊かな地で、雨と太陽の恵みが交互に来る常夏。ゆえに南国の甘くてみずみずしい果物も1年中楽しませてくれます。成長早い首都プノンペンでは、フレンチや和の食材と融合させた創作クメール料理も流行しています。古き良き伝統も、新しく洗練されたニュージェネレーションもうまく融合しているのがカンボジアなのです。ぜひご賞味を。
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世界中の名シェフも絶賛!辛さと上品な甘みを味わう「黒胡椒」
カンボジアには世界の名だたるシェフを虜にするスパイスがあることをご存知でしょうか。ただ辛いだけではなく、上品な甘さを含んだ芳醇な香りの「カンポット産…
チョコレートを連想させる香りと苦み!カンボジアコーヒーはお土産にも最適
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カンボジアが1年でもっとも祝福ムードにつつまれる「クメール正月」。正月と言えば、世界の多くが1月1日を新しい年を迎える日として祝福しますが、カンボジア…