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美と健康に良いとされるお酢。おいしくて美しくなるが永遠のテーマである女性にとって、暮らしに上手に取り入れたい調味料と言えるでしょう。昨今はさまざまな味わいのビネガーが手に入りやすく、お酢特有の酸っぱさが苦手な人も心からおいしいと思える一滴に出会えるはず。ここでは様々なレシピとともに紹介します。
1:ウェルカムドリンクとしても最適!シャンパン気分で楽しむ「デザートビネガー」
デザート感覚で楽しめる『OSUYA GINZA』の「デザートビネガー」は摂取しやすいのが魅力。カフェスタイルのお酢専門店では様々な種類だけでなく、酢ウィーツなどの新しい世界を発見できます。料理研究家の石松さんのお気に入りは、夏限定で販売された「シークヮーサー」。爽やかな酸味なのでペリエで割ったり、ドレッシングに使うそう。デザートビネガーは、ノンアルコールドリンクとしてパーティーの際にも活躍しそうですね。
2:朝食にイチオシ! フルーツの甘みが加わったマイルドな『茅乃舎』の「飲む酢」
これから始まるジメジメと蒸し暑い季節にピッタリなのが『茅乃舎』の「飲む酢」。酢に含まれるクエン酸はビタミンB1やB2とともに、炭水化物の消化を助けて糖質をエネルギーに変える働きをしてくれるので、ダイエット中にも上手に活用したいですね。エグゼクティブ・アシスタントの依田さんがオススメするのは、朝食にお好みの「飲む酢」をヨーグルトにかけるだけのレシピ。フルーツの甘味が加わったマイルドなお酢なので、ヨーグルトとの相性もバッチリです!
※現在はパッケージなどが変わり、リニューアルして販売されています。
3:甘く上品な香りがサラダに最適! 干しぶどうから作られるスペイン産ビネガー
スペイン料理研究家の加瀬さんが、一口でその魅力のトリコとなったというのが、スペイン南部で製造された干しブドウのワインをベースに作られた「ビナグレ・ソレーラ・アルベアル」。ぶどうから作られるビネガーには、ポリフェノールが多く含まれています。深みのある甘く上品な香りで、小さじ1杯かけるだけで、野菜も果物もとびきりおいしい料理に変身してします。フルーツはもちろん、パスタやグリルした魚にも合いますよ。
4:寿司酢としても活用できる! 食卓を豊かにするイタリアの白いバルサミコ酢
ヘルシーな手作り料理で幸せを伝える長尾さんが、愛用しているのが透明のバルサミコ酢『マルピーギ』の「バルサモ・ビアンコ」です。ブドウ果汁だけを熟成したバルサミコ酢です。たくさんの使い方をご紹介いただいていますが、ごはんに使い酢飯にして、塩サケにイカ珍味をトッピングするだけの超スピードおもてなし料理の「簡単ちらし寿司」といった和の料理に合うのは、ちょっと意外ですね。
5:和食の煮込み料理にも活躍! はちみつのようにねっとりとした黒いバルサミコ酢
続いては、先にご紹介した『マルピーギ』の「バルサモ・ビアンコ」の兄弟分とも言える「バルサミコ・ディヴィーノ」を紹介します。いちごにかけて食べるのはもちろんおいしいのですが、アナウンサーの魚住さんが半信半疑で挑戦したのが、鶏手羽元の照り焼の焼き汁や白身魚の煮つけといった、これまた和食。砂糖やみりんだけよりもずっと複雑な味わいに仕上がり、素材よりも調味料に助けられる、ということを実感したのだそうですよ。
6:タイ料理にも酢豚にも引っ張りだこ! 尖った酸味のないまろやかな「べんりで酢」
タイの調味料だけではなく、日本の調味料でも色々と試作を行っているというタイ料理研究家の味澤さん。その中で、とても気に入ったという日本のお酢が『トキワ』のまろやかな「べんりで酢」。タイの酢豚でもある「パッ・ピョウワーン・クン(海老と野菜の甘酢炒め)」にも最適で、お酢を入れすぎるとツンとした尖った味になってしまいがちですが、ふくよかな味わいの酸味、旨味、甘味のベストバランスが完成します。
7:炒め物にかけるだけ! 驚くべき旨味を備える日本の食文化を支えてきた赤酢
料理家の山脇さんが惚れ込んだニッポンの酢が、和歌山の蔵『九重雜賀』で作られる「雑賀吟醸酢」です。中でも山脇さんが選ぶのは、酒粕を原料とした粕酢(赤酢)。赤酢は、アミノ酸が凝縮されているそうで、古くから握り寿司や南蛮漬けに使われてきました。やさしい酸味、まろやかさ、コク、そして旨味が多く、例えばただにんじんを炒めただけのものにさっとかけるだけで、驚くほどおいしくなるのだそう。
8:日本未上陸! 一見いくらと見間違えそうなカナダ土産の「メープルビネガー」
スモークサーモンオープンサンドにのった、いくらのような形状のもの。実は、カナダの『カナディアン メープル ディライツ』が手がけるメープル味のビネガーです。甘酸っぱいジュレのような食感で、魚や肉といろいろな料理に活用できます。メープルビネガーの詳しい栄養成分は不明ですが、メープルシロップはスーパーフードとも言われる栄養食品なので、栄養面でも期待できそう。残念ながら、現時点ではバンクーバー店限定品です。
※掲載情報は 2017/05/13 時点のものとなります。
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