アウトドアの王様といえばバーベキュー！最近では手軽にバーベキューを楽しむための施設も増え、食材や調味料だけでなく、アルコールもあらかじめ準備しておいてくれるコースもあります。そんなバーベキューの調理方法はほとんどが「焼く」なので、味付けがワンパターンになりがちです。お酒が入ってくると、ちょっと違ったものをおつまみにしたくなりますよね。そこで、バーベキューの味付けをワンランクアップさせてくれる魔法の瓶詰めを紹介します。

バーベキューの味に変化をつけてくれるだけでなくご家庭でもいろんな料理に使いたくなる調味料と、そのまま食べられて、ほかの食材と組み合わせてアレンジも楽しめるおつまみ、持ち運びに簡単な小瓶に入った商品をピックアップしました。

高知県の日本酒、清酒の司牡丹酒造株式会社「司牡丹」から発売された「食べる酒粕」は、蓋をあけて、そのまま食べることができる酒粕です。その美味しさや健康効果が知られている酒粕ですが、調理方法が面倒という難点がありました。「なんとかそのままでも美味しく食べられる酒粕はできないだろうか」と商品開発がすすめられ、誕生したのが「食べる酒粕」です。酒粕に高知でとれる宗田鰹を使い、味噌、柚子胡椒などで味付けされた奥深い味わい。お野菜のディップに、そのまま食べておつまみに。もちろんご飯との相性も◎です。

南イタリアの加工野菜メーカー「ラ・レイネーセ社」から販売されている「タマネギとツナのパテ」は、バルサミコ風味のタマネギとセロリにツナの旨みとオリーブペーストでコクを加えたパテ。ほんのりと唐辛子のアクセントが利いて、ワインなどお酒にもよく合います。そのまま食べても良いおつまみになりますが、おすすめは薄くスライスした焼き立てのバゲットにたっぷりのせる食べ方です！バゲットが無ければクラッカーにのせても美味しく召し上がれます。お野菜にもよく合いますよ。

「酢のもの、素のまま、そのまんま」という商品コピーの通り、野菜の良さを詰め込んだ「金沢のピクルス」。強すぎない酸味と、優しい甘みは野菜が苦手になりがちな年頃のお子様も手が止まらなくなる美味しさ。添加物や保存料を一切いれずに作られているので、小さなお子様も安心して召し上がっていただけます。栄養満点ですから、お子様のおやつ代わりや大人のおつまみ、サラダの具材や料理の付け合わせにもぴったりです。

博多の老舗料亭「い津み」から販売されている、パッケージのふぐのイラストがおしゃれなこちらの瓶は「ふくのオイル漬けコンフ」です。福岡県ではふぐを「ふく」と呼ぶそうで、商品名でもそちらが使用されていて、地元愛がうかがえます。ふぐの身をほぐし、ニンニクや鷹の爪と一緒にオイル漬けにして、さらに蒸し上げたふぐのコンフィ。ふぐの旨みが凝縮された濃厚な味わいです。おつまみとしてそのまま食べても美味しいですが、バゲットやクラッカーにのせたり、パスタ、焼き魚に添えたり用途は様々。それぞれお好みの食べ方をみつけるのも楽しいかもしれません。

「今夜はお家でオイスターバー」をコンセプトに、牡蠣の名産地・広島から、産地ならではの良質な素材の味を生かした料理を販売している「オイスターキッチン・マルイチ」。おすすめしたい瓶は「牡蠣オリーブオイル漬け」です。手選別した広島産牡蠣に、白ワイン、オイスターソースを絡めながら焼き上げ、ローリエと唐辛子とともに、オリーブオイルに漬け込まれているこちらのオイル漬けは、大人のおつまみに最適。パスタなどの料理にも相性の良い商品です。

「漬ける」と「いぶす」をコンセプトに、昔ながらの味を作り続けているお漬物屋さんがあります。秋田県にある「伊藤漬物本舗」。こちらのお店から販売されているタルタルソースは真ん中に大きく漢字で「燻」と書かれた瓶に入っています。その名も「いぶりがっこのタルタルソース“燻”」。雪国秋田の伝統的な漬物、いぶりがっこと燻製卵が香るタルタルソースなんです。そのままでもおいしく食べられますが、野菜に、フライに、パンにとほかにも色んな食材とよく合う風味豊かなソースです。

日本だけではなく、世界各国から個性豊かな塩を集め販売している、麻布十番にある「塩屋」（まーすやー）。店頭では塩のテイスティングができ、店舗では用途や好みに合わせた塩を、塩のスペシャリスト、ソルトソムリエや、塩アドバイザーと呼ばれる方々に選んでもらうことができるという至れり尽くせりなお店。使う食材や作りたい料理を伝えて、ピッタリの塩を探しておけば、バーベキュー当日に絶品の料理を楽しむことができます。商品ごとにレシピカードがついているのも嬉しいですね。

「なつやのさらさらケチャップ」は余市の農家・村井さんが育てた糖度が高い高級品種のトマト「アイコ」の贅沢なトマトケチャップです。糖度が高すぎて直火で煮ると苦みが出てしまうため、湯煎でじっくり煮詰めて作られています。洋食屋だからこそできるケチャップを作りたい！という熱い想いから開発したこちらの商品はニンニクがきいた大人のケチャップ。卵料理にはもちろん合いますが、他にもいろんな食材と組み合わせて召し上がってみてください。

国産レモン日本一の産地である広島県。レモンの魅力を伝えたいと立ち上げられた「瀬戸内レモン農園」のタバスコ……ならぬ「レモスコ」は、レモンの酸味と香りを活かした「すっぱい・辛い・旨い」今までにない味覚の調味料。瀬戸内産の「広島レモン」と上蒲刈島の「海人の藻塩」を使用し、九州産青唐辛子とお酢をブレンドした和製ホットソースです。料理を「さっぱり、ピリッと美味しく」引き立て、肉類、魚介類、サラダに振り掛けるだけで、美味しい風味をプラスしてくれます。

一時期ブームにもなった「食べるラー油」。有名焼き肉店とのコラボレーションメニューも登場し、話題になりました。数ある商品の中でもおすすめの商品が、「よっちゃんラー油」。新鮮な菜種油に中国産の一味唐辛子と韓国産の粗挽き唐辛子をブレンドした上、数種類のスパイスを加え、2時間ゆっくり加熱してから熟成させた本格ラー油です。餃子にはもちろん合いますが、お肉や炒め物、マヨネーズに混ぜてディップにしてもおいしく召し上がれます。