記事詳細
さまざまなフルーツが楽しめる甘いビール
ご存知でしたか?ベルギーにはなんと、1,500種を超える種類のビールがあるということを!
それぞれのビールには、その味わいを最大に引き出すグラスが用意されるほど、世界でも屈指のビールにこだわる国と言えます。ピルスナー、ホワイト・ビール、トラピスト・ビール、アビィ・ビール、ゴールデン・エール、最近ではIPAなども盛んに作られています。その中でも、今回取り上げるのが爽やかで飲みやすい「フルーツ・ビール」です。
その名の通り、フルーツのフレーバーを楽しめる、女性に人気のビールで、現在ではベリー系の味わいを中心に、バナナ、ココナッツ、アプリコットなど、さまざまな味わいを楽しめます。
「フルーツ・ビール」はビールの苦味が苦手な女性に人気
「フルーツ・ビール」は、もともとは空気中の野生酵母による自然発酵によって造られる、独特な酸味が特徴的な「ランビック・ビール」に甘みを加えるためにクリーク(チェリーの一種)の糖分を入れて飲まれたのが始まりと言われています。クリーク自体も酸味が強いため、さらに砂糖を入れて飲むのが伝統的な「フルーツ・ビール」と言えます。現在では、ホワイト・ビールやピルスナーにフルーツのエキスやジュースを入れて造られる「フルーツ・ビール」も多いので、非常に飲みやすくなりました。アルコール度数が低く、ごくごく飲めるのでこれから暑くなる季節におすすめです!特にビールは苦いものと敬遠していた女性にもぴったりなので、是非試して頂きたいです。
「フルーツ・ビール」は、4月26日(水)~9月18日(月)まで開催される「ベルギービールウィークエンド 2017」でも販売されます!
詳しくは下記、公式サイトからご確認ください。
https://www.belgianbeerweekend.jp/2017/ja
【ブーン・フランボワーズ 】
美しいピンク色で、キメ細かい泡立ち、ラズベリーのいきいきとした香りを持ちます。果実の甘さとランビックの酸味がすばらしく調和したビールで、食前酒に最適。香り、味ともにフルーツビールの女王と呼ばれています。
【ブーン・クリーク】
7月の終わりから8月の始めに収穫されたさくらんぼを、18ヶ月間寝かした古いランビックか、古いランビックと若いランビックをブレンドした100%ランビックの入ったオーク樽の中に約6週間から1年間漬け込ます。やや茶色がかった濃いルビー色。
チェリーのフレッシュな香り、カラメルのような甘い香りがあります。
酸味に負けない旨味もあり、とても飲みやすくバランスがよい味わいです。
【リーフマンス・オン・ザ・ロック】
淡いレッドのリーフマンス オン・ザ・ロックは、発泡酒の食前酒ビールにぴったりで、スタイリッシュで遊び心あふれたグラスが一番似合います。ストロベリー、ラズベリー、ブラックチェリー、エルダーベリーそしてブルーベリーの新鮮で深い味わいが楽しめます。爽やかなフルーツ・ビールは、暑い夏の季節にぴったり。氷を浮かべれば、エレガントでスタイリッシュな「リーフマンス・オン・ザ・ロック」の出来上がり。理想的なカクテルビールです!
※掲載情報は 2017/04/27 時点のものとなります。
- 4
キュレーター情報
ベルギー・フランダース政府貿易投資局
ヨーロッパの中心に位置するベルギー・フランダースは中世より「ヨーロッパ交易の十字路」として栄え、さまざまな文化と芸術、そして食文化を育んできました。ブルージュ、アンプワープ、ゲントなど聞き馴染みのある魅力的な街が点在し、それぞれにこだわりの地元の味を発信しています。日本でもポピュラーになったワッフル、チョコレートやフリッツと呼ばれるベルギー発祥のフライドポテトの他にも、小エビやムール貝などのシーフード、チコリやホワイトアスパラガスなどの伝統野菜や豚肉にハムなど、自慢の食材、料理、デザートで溢れています。こだわりの逸品をビールとペアリングして楽しむのがベルギー流!まだまだ知られていない美食の国ベルギー・フランダースの奥深い食の魅力を、皆様にご紹介させて頂きます。