好きなケーキランキングでも常に上位をキープし続けるいちごのケーキ。ケーキ選びに迷ったときも、選んでおけばまず間違いない定番で王道の愛されスイーツです。特にこの時期には、春気分を満喫できるいちごケーキは手土産としても人気を集めています。 今回紹介するいちごケーキは、どれもおいしいだけでなく、見た目もとびきりかわいいものばかり。思わずにっこりしてしまう、いちごのケーキをお届けします！

銀座四丁目交差点にオープンし、「ビストロマルクス」。こちらで見つけたいちごのケーキが「Baba aux Fraises ~古都華~　(ババ・オ・フレーズ) 」です。クラシックなフランス菓子でブリオッシュのようなケーキにお酒を染み込ませた“ババ”にいちごを使った季節限定のメニューで、艶のある美しい果皮、抜群の香り、甘さと酸味の両方を兼ね備えた奈良県阪野農園のいちご“古都華”を使ったプレミアムなデザートです。４月末までの販売。

フランスでの修行後、国内の名店で研鑽を積まれた安藤康範シェフがオーナーを勤める『LA CANDEUR(ラカンドゥール)』は、京王線沿線の仙川駅近くにあります。色々な生菓子や焼き菓子がありますが、パティシエ仲間でもある森さんがイチオシするひとつが、アーモンド生地にバニラのムースリーヌ、いちごの甘みと酸味が合う「フレジエ」です。いちごが入らなくなるまでしか味わえないこの時期ならではのメニューです。

※いちごがなくなり次第、販売終了になりますので、ご了承ください。

スタイリストの金川さんが“最愛”と称するいちごのケーキは、『グラマシーニューヨーク』の「ショートケーキ」です。日本のケーキに比べて高さがあるニューヨークスタイルのケーキは、ふわふわのスポンジと程よい甘さの生クリームの間にイチゴソースがサンドされ、さらにケーキの上にも柔らかくホイップした生クリームとイチゴが飾られています。それらのバランスの良さは、まさに秀逸。ぜひ食べて確認してみてください。

六本木のホテル『グランド ハイアット 東京』内1階にある『フィオレンティーナ ペストリーブティック』のいちごを使った5種類のスイーツにも注目。とりわけ見た目華やかなのが小さいシュー生地をリング状に並べ、チョコレート、バニラ、ピスタチオの3種の生クリームをサンドした「パリブレスト」。ホワイトチョコレートとフリーズドライストロベリーでコーティングしたいちごを載せています。こちらも4月末までなのでお早目に。

昨年の４月に表参道ヒルズにオープンしたパリのスイーツブランド『HUGO & VICTOR』。世界のラグジュアリーブランドからも認められ、今最も注目されているパティシエのひとり、ユーグ・プジェさんがてがけるいちごのケーキが「ショートケークフレーズ」です。日本のために作ったケーキのひとつで、スポンジの代わりに生地にフィナンシェを使っています。バニラが香る濃厚な生クリームもお楽しみください。

ケーキ好きなら誰しも一度は憧れる存在の『ホテルニューオータニ』の“スーパーシリーズ”。さらにそれを超えたいちごのケーキの最高峰とも言えるのが「エクストラスーパーあまおうショートケーキ」です。大きさは、スーパーショートケーキの1.5倍もあり、いちごも2Lサイズの博多あまおうを8粒を使用している、贅を尽くした一品。ほのかな甘みが心地よいアーモンドミルクと和三盆を使用した生地のおいしさまで味わいつくして。こちらも4月末までの販売予定です。

体質やダイエット中などで糖質を気にされている方にオススメしたい、いちごのケーキもあります。都内では中目黒に店を構える『CRIOLLO（クリオロ）』の「スリム・レアチーズ・フレーズ」です。糖質を制限したスフレタイプのチーズケーキで、食感をくずさないイチゴのコンポートにフランス産の良質なクリームチーズ、アーモンドを使用したしっとりとした生地が使われています。これなら制限中もおやつタイムを楽しんでもらえますね。

最後に、ケーキではありませんが、テンションを上げてくれるいちごのおやつをもうひとつご紹介します。どこか昔懐かしい感覚を覚える『銀座千疋屋』の「フルーツサンド」です。レトロかわいいパッケージに包まれた箱を開けると、いちごのほかにもメロン・柿・梨・栗・黄桃などがサンドされた王道の手土産です。確実に喜んでもらえる気軽な手土産は、意外に難しいので覚えておくと便利です。