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朝食にはトーストとコーヒー、ランチにはサンドウィッチ、ディナーではイタリアンにバゲット。いまやお米同様に国民食となりつつあるパン。最近では自宅で簡単にパンが作れる商品なども広く普及し、より身近に焼きたての美味しいパン食べられるようになってきたのはパン好きにとっては嬉しいことです。でも、やはりプロが作るパンが一番美味しい。と感じている人も少なくないはず。
そして、近所に美味しいと評判のベーカリーショップがあれば、きっと朝早くから行列にも耐え並ぶ。心当たりありますよね？パン好きにとってベーカリーショップのパンは別格なのです。もちろん、美味しいパンの店は全国にあることでしょう。時間とお金が許すのであれば、できることなら名店と呼ばれるパンを片っ端から味わってみたいと思っているはずです。でも、パンだけのためにそんな贅沢なことはできないですよね。となれば、出張ついでや旅行がてらに寄るのが一石二鳥。
気になるベーカリーショップがあれば、観光プランを立てれば良いんです。そんなパンフリークのために全国各地で人気となっている地元で人気のパンを選んでみました。どれも老舗で地域密着型の形や味にも個性があるものばかり。
1：山形のソウルフード!? たいようパンのベタチョコ
「東京オリンピック（昭和39年）から愛されるおいしさ」をキャッチコピーとし、半世紀以上にも渡り、地域密着型で愛され続けている山形のパンメーカー、たいようパンが作る「ベタチョコ」。コッペパンを縦に半分に切り、バタークリーム、その上に大量のチョコを文字通りベタッと豪快に塗り付けたシンプルなパン。チョコとバタークリームが口の中で絶妙なハーモニーを奏でてくれます。現在、バナナ、きなこ、抹茶のほかに季節限定商品もラインナップされているようで、それぞれ試してみたくなるヤミツキパンです。
たいようパン 直売所
住所：山形県東置賜郡高畠町大字深沼2859-6
TEL：0238-52-1331
2：静岡県沼津発のキリンが目印の定番パンと言えばバンデロールの「のっぽ」
昭和53年に発売開始以来、沼津市民なら誰もが知っていると言うほど庶民に親しまれてきたパン。長さ34センチの細長いコッペパンでキリンのパッケージが目印のと言えばバンデロールの「のっぽ」でしょう。“のっぽパン”の愛称で親しまれるこのパンはチョコ、ピーナッツ、塩キャラメルなどバリエーションも豊富なようですが、元祖であるミルククリームはいまでも絶大なる支持を受けています。シンプルで素朴な味わいはいつの時代でも愛される大きな秘訣なのでしょう。
のっぽパン販売先
3：東京観光、浅草帰りに是非ご賞味あれ。あんですMATOBAのシベリア
日本の首都・東京。その観光名所として連日賑わいを見せる浅草に老舗ベーカリーショップ「あんですMATOBA」があります。もとは90年以上も続く餡子屋だったようで、店内の主力商品は、やはりあんぱん。とはいえあんぱんの種類だけでも20種を越えるというから驚きです。なかでもオススメなのが昔懐かし「シベリア」。数年前に公開されたあのジブリ作品でもその名が知られました。ふわふわのカステラ生地に水羊羹のようなツルッとしたあんの食感。昭和を感じさせる不朽の銘菓といっても過言ではないでしょう。
あんですMATOBA
住所：東京都台東区浅草3-3-2
TEL：03-3876-2569
4：四国・高知発の和菓子パン、菱田ベーカリーの羊羹パン
ここ数年、雑誌やテレビなどで取り上げられ、都内でもチラホラと見かけるようになった羊羹パン。羊羹とパンと聞いてだれもが簡単に想像がつくものではありませんね。でもよく考えれば、羊羹＝あんであるためなんとなく味の想像はつくのではないでしょうか？ 製造するのは創業60年を誇る四国・高知の老舗「菱田ベーカリー」。あんぱんの表面に羊羹を溶かし薄く塗り、さらにあんにも羊羹が詰められているパン。そんな味、そして食感か試してみたくなりますよね。
菱田ベーカリー
住所：高知県宿毛市和田340番地1
TEL：0880-62-0278
5：なんと60種の味を楽しめる 岩手・盛岡発の福田パンのコッペパン
1948年創業の岩手発の福田パン。人気はなんと60種以上もの具材、クリームを揃えたコッペパンなんです。ふんわりしっとりとした食感に核となるジャム、クリームなどの具材が挟まれたシンプルで素朴な味わいが人気なようです。なかでも１番人気と言われている「あんバター」は、こしあんとバターが組み合わさった甘く、ほんのりしょっぱい日本人の好きな味。見た目のボリューム感とは裏腹にぺろりとたいらげてしまえる名物パンです。
福田パン 長田町本店
住所：岩手県盛岡市長田町12−11
TEL：019-622-5896
6：食材の宝庫、北海道で人気爆発の美瑛選果の「びえいのコーンぱん」
北の大地、北海道。海の幸、山の幸など広大な大地の恩恵を存分に受け、世界各国から多くの観光客が訪れ、日本屈指の観光名所として知られています。なかでも北部にあたる美瑛は四季折々の美しさを堪能できる場所として知られています。その美瑛で採れたコーンをたっぷり使い作られたのがコーンパン。あまりの人気から購入個数に制限ができるほど。
コーン特有の自然な甘みと香り、プルルンとした食感から北海道土産でも人気急上昇のアイテムです。
美瑛選果 新千歳空港店
住所：北海道千歳市美々 新千歳空港 国際線ターミナルビル2F
TEL：0123-46-3300
※掲載情報は 2017/03/30 時点のものとなります。
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