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そろそろ桜が咲く春の京都。一年の中でも特別な季節である、春うららな京都への旅行を考えている方のために、風情ある京都土産をご紹介しましょう。旅のお土産は選ぶのも楽しみたいけれど、できれば一度に買ってしまいたいのも正直なところ。今回は市内一とも言える繁華街で、京都市民の買い物スポットでもある四条河原町から四条烏丸までの四条通り周辺で買えるお土産ばかりを揃えましたので、ぜひチェッックしてみてくださいね!
1:定番は迷わず老舗を選ぶべし!職人技が集結した180年の歴史ある「千枚漬け」
京都に行ったら食べたい人気の美食であり、定番土産でもある“お漬け物”。お漬物のお店はたくさんありますが、180年の歴史を持つ老舗なら間違いなくおすすめです。四条河原町の交差点の一角、京都マルイの裏に本店を構えるのは、「千枚漬け」が有名な老舗漬物店『村上重』。「千枚漬け」は、聖護院かぶらに昆布と塩を加え、塩加減はもちろん気候などを熟練の職人が見極めて漬け込んだ京都ならではの逸品です。
2:さわやかな香り溢れる!きめこまやかな求肥がやわらかなつまみ菓子「柚子餅」
肥えた大人の舌も充分に楽しませてくれる京土産なら、京都を代表する老舗『鶴屋吉信』の代表銘菓「柚餅」はいかがでしょう。明治初年の発売から愛されている「柚餅」は、香り高い柚子をやわらかな求肥にこめた風味豊かなつまみ菓子で、柚子がおりなす爽やかな香りが京の和菓子らしさを醸し出しています。写真の桐箱のほか、愛らしい柚子型パッケージも人気です。四条河原町の交差点にある京都タカシマヤにも出店しています。
3:伝統細工のような麗しの美しさ! 繊細な模様だけでなく味わいも深い「京あめ」
四条通りと並行に一本下がった姉小路通沿いに来たら『クロッシェ』の「京あめ」です。あまりの色の美しさと艶やかさに、この飴をガラスのビーズと間違える人がいるのではないでしょうか。全ての色に意味を持たせるだけでなく、お味も抜群。赤い“祇園桜手毬”はブルーベリー味、緑の“濃茶手毬”は抹茶味、そして青い筋の“銀鼠”はなんとスイートポテト味です。
4:期待の新星!京都の風情をまとった職人技が光る『牟尼庵』のトリュフチョコ
四条通りから御幸町通を少し上がったところにあるのが、チョコレートショップ『牟尼庵(むにあん)』です。一番人気はトリュフチョコレートの「牟尼庵トリュフ」。9種類を展開する味のバリエーションの面白さはもちろんのこと、特筆すべき特徴は、ふわふわの食感に素材の旨味の濃厚さ、口溶けのなめらかさです。3個入り、6個入り、9個入りとあり、四条本店のみ全種類選べるので、好きな組み合わせで贈れるのが嬉しいですね。
5:京都の美しい桜をおすそわけ!老舗が手がける素朴な味わいの「懐中しるこ」
四条通りから大丸京都店の横を上がると左手に、「殿」を染め抜いた丸紋の暖簾が目に入ります。慶応元年築の町家を利用したそのお店が、『大極殿本舗』です。「カステラ」が有名ではありますが、懐中しるこの「くずの家」もぜひお試しを。京都の丹波山ようなモナカ生地にお汁粉パウダーがくるまれていて、お湯をかけていただきます。桜の塩漬けが添えられているので、まさにこの時期にふさわしい手土産ではないでしょうか。
6:京都の料理人も御用達! 専門店が厳選する味わい豊かな「国産フルーツはちみつ」
京都で1930年創業の老舗はちみつ専門店『金市商店』が展開しているブランド『ミール・ミィ』も京都タカシマヤに出店しています。こちらでチェックしたいのが、国産のフルーツ蜂蜜。「国産さくらんぼ蜂蜜」は山形を中心に採取され、濃厚な甘さで後味はすっきり。ミルクティーによく合います。「国産みかん蜂蜜」は、香りがやさしく独特の甘酸っぱさが楽しめ、トーストやスムージーに合わせるのがおすすめです。
7:今の時期だけ! 柑橘の最高峰“せとか”の魅力を閉じ込めた宝石のような「琥珀」
最後にまさにこの時期(春から初夏)しか食べられない京土産をご紹介します。四条河原町の角に位置する『永楽屋』で、春から初夏にかけての限られた季節のみ発売される「せとかの雫」です。薄硝子のような歯触りと内側のなめらかな舌ざわりの“琥珀”の中に閉じ込められているのは、雫のようにみずみずしい“せとか”の果肉は、甘くさわやか。見た目の美しさはもちろんのこと、味わいも贅沢な初夏のお菓子です。
※掲載情報は 2017/03/25 時点のものとなります。
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