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テイストの違う豊富な麦酒は絶品
暖かい日が増え、だんだんと春の訪れを実感するようになりました。柔らかな日差しに誘われて、休日のお昼は、公園にピクニック!という方も多いかもしれません。
もう少しすれば、お花見シーズンも到来しますね。外が気持ち良いこの季節。芝生で、お花と、みんなで!ビールを楽しむのはいかがでしょうか?今回ご紹介するのは、岡山が誇る……吉備土手下麦酒醸造所の地麦酒です。
岡山駅から車で約10分。清流・旭川の土手下に、その醸造所はあります。オシャレな佇まい。だけど飾らない、あたたかい雰囲気に惹かれて中に入ると、麦の薫りが広がっています。
1階が蔵。2階は、お酒をいただけるバルのようなスペースで、約20種類の地麦酒を製造販売。このうちお店では、毎日6種類ほどの商品をいただけます。
吉備土手下麦酒醸造所のこだわりは、なんといっても「麦」。手軽な価格で「地ビール」を味わってほしいという思いから、「発泡酒」でオリジナルのものを!と開発してきましたが、どうしても麦の風味は譲れない!と、原料にこだわり抜きました。
結果、麦芽と大麦とホップのみで醸す、麦100%の発泡酒にたどり着いたという思いのこもったお酒なのです。
様々な麦酒がありますが、中でも私のお気に入りは、「生姜の麦酒」。グラスに顔を近づけた瞬間、生姜の香りがはじけて、最初のびっくり!そして口に含めば、さらに強い生姜の香りに、2度目のびっくり!
最後に、ごっくん!と飲みほせば、なめらかな飲み口と後味の爽やかさに、3度目のびっくり!しちゃいます。香りの強さの秘密は生姜にありました。岡山県津山産の生姜を10kg手絞りにかけ、香料は一切使用せずに醸し出す。更にホップを半分に減らし、その代わりに生姜の搾りかすを使用しているのだとか。麦酒一つ一つに対し、配合や香りなどを計算しつくし、丁寧に作り上げているからこそ全く違う表情のものが出来上がり、奥深い味わいになるのですね。
また、季節に合わせて作られるフルーツ麦酒も有名で、今は、「おかやまの果実麦酒『魔女の物語』キウイと麦」が楽しめます。甘くフルーティーなキウイの香りとほどよい酸味がアクセントのお酒で、女性にも大人気。季節や気分に合わせて今日はどれをいただこう、と楽しめるのも嬉しいですよね。
お店では、お酒に合う料理も出していただけるので、ゆったり店内でいただくも良し!暖かくなった日差しの下で、テイクアウトでウキウキ楽しむも良し!こちらも気分で楽しんでみてはいかがでしょうか。
あぁ!書きながら、もう外に出かけたくなってきました!心が弾む季節。皆様も、おだやかな春を楽しんで下さいね。
※掲載情報は 2017/03/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
元岡山放送アナウンサー
神谷文乃
アナウンサーとして情報番組を担当してきた4年間、岡山香川でロケした店は約700軒。
その中から、とっておきのお店をご紹介します!