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納豆の美味しさとは
こんにちは。是友麻希です。最近、私がものすごくハマっているおやつがあります。
それがこちら。
麦入り納豆です。
もともと納豆は大好きで、いろいろな納豆を食べてきましたが、ここの納豆は、とにかく「おやつ」に最適。
おやつと言っても、一度に2パックほど食べてしまいます。こちらの納豆、うちのスタッフも大好きで、まかないごはんの際は、この納豆がよく出ます。
最初は、「先生、そんなに食べるんですか?」と、一度に2、3パック食べる私に驚いていたのですが、スタッフちゃんに勧めてみたところ、みんな2パックはペロッと平らげました(笑)
納豆は納豆菌の効果により整腸作用もあり、また豊富なビタミンB群により美肌効果も期待できるすぐれた発酵食品です。世の中、さまざまな納豆が販売されていますが、あまり納豆の味を比べたことがない方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介する納豆は、とにかく軽い!!軽いのに、粘りはしっかり!!一体、どうしてこんなに美味しいのでしょうか?
おいしさの秘密
まずは皆さま、納豆は、どのように作られているか、ご存じですか?
簡単にご説明すると炊いた大豆に納豆菌を繁殖させ、発酵時間は約20時間。その後、1日熟成させることにより出来上がります。
しかし、今回の納豆は、大豆だけではありません、なんと大麦が入っています。この大麦にも納豆菌を繁殖させています。これが、なんともさらっとした食感を生み出し、そして麦の甘味も追加されるので、甘いんです!!
納豆が甘い???
と思われるかもしれません。
納豆は本来大豆だけで作るので、うま味成分がメインの食品ですが、この納豆は麦をプラスすることにより大豆の「うま味」+麦の「甘味」が楽しむことができます。
そして、そこにプラスするのが、もちろんタレ。
このタレのおいしさが納豆の味を左右すると言っても過言ではありませんが、このタレがおいしいんです。
なんと、青のりダレです。
先ほどの大豆の「うま味」+麦の「甘味」、そこへタレの「塩味」と、青のりの「磯の香り」が加わり、なんとも絶妙なおやつとなります。
季節の変わり目、何かと体調を壊しやすい時期ですが、是非おやつに納豆を食べて乗り切ってくださいね。
※掲載情報は 2017/03/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
魚料理研究家
是友麻希
一般社団法人さかなの学校 代表理事
発酵ライフ推進協会 代表
国内外からの客人の多い家庭で育ち、幼少より料理に慣 れ親しむ。 その後、聖心女子大学時代には日本史学部にて「日本の食文化」研究に勤しみ、卒業後、「銀座すしもと」にて日本料理と魚料理の基礎を学ぶ。 2005年より魚専門料理教室「Ristorante我が家」を主宰し、生徒数3000人を超える予約の取れない料理教室として多数メディアに出演。
その後、東京農業大学と共に発酵食品の研究を重ね、発酵食文化研究家の第一人者として活躍し、 発酵食品の継承のため、講演会や講師の育成に力を注ぐ。 その他、地域特産品開発アドバイザーとして新商品・レシピの開発支援に力を注ぎ、全国で講演会やセミナーを多数開催。
「cheeza」 (江崎グリコ)や「まる」CM料理(白鶴酒造)などの開発に関わる。 2017年5月 東京丸の内にて、発酵と魚の飲食店「にっぽんのひとさら」をオープン。
著書に「今日の発酵食ごはん」(ワニブックス)・「うま味レシピ」(日東書院)「酵素いきいき生甘酒」(主婦の友社)などがある。