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この季節は日に日に暖かくなるのと同時に、季節限定の商品が登場する楽しい時期ですね。とくに旬な食材は、旬な季(とき)にいただくのが、栄養価も高く、素材本来の美味さが味わえるといいます。「苺」も正に今が旬な食材のひとつです。苺を使った「いちご大福」は今では年間を通して食べられるようになりましたが、この季節に出回るものは一味も二味も違います。苺はその収穫と出荷、食べごろがほとんど同時期というとても扱いの難しい食材ですが、新鮮さにこだわった、本当に美味しい「いちご大福」に出逢えるお店をご紹介します。
1:【東京】元祖いちご豆大福!いまでも手作り大角玉屋
今では定番のいちご大福も、初めはいちごと大福、いちごと餡という発想がとても衝撃的なものでした。それから21年、すっかり季節の和菓子として楽しまれていますが、初めてこのいちご大福を世に発表したのが東京都新宿区住吉町8-25にある和菓子処 大角玉屋です。大角玉屋のいちご大福は、豆大福のつぶつぶした食感といちごの甘酸っぱいジューシーさがたまりません。元祖いちご大福は大角玉屋本店のほかに銀座店、四谷店でも買うことができます。
2:【東京】スティーブ・ジョブズ絶賛の赤坂青野のいちご大福
スティーブ・ジョブズもファンの一人だったという赤坂青野の和菓子。その日に売る分だけを当日の朝に作り、保存料も使用しないため、いちご大福も一日の生産量に限りがあるそうです。いちごの酸味と餡のバランスが絶妙な青野のいちご大福が目当てなら、早めに店舗へ出かけた方がよさそうですね。いちご大福は店舗でのみ販売されています。本店は 東京都港区赤坂7-11-9、他に赤坂見附店、大丸東京店、赤坂サカス店、溜池店もあります。
3:【東京】当日限定の大きな苺大福は餡も特別に炊き上げます
大粒ないちごで話題の大福といったら「翠江堂(すいこうどう)」です。翠江堂ではいちごの大きさに合うための餡を、特別に炊き上げるというこだわりがあるそうです。本店は、東京都中央区新川2-17-13にあります。翠江堂は他に晴海トリトン店、大手町店がありどの店舗でも電話予約が可能だそうですが、晴海トリトン店では日曜と祝日のいちご大福の販売がないのでご注意ください。翠江堂のいちご大福の賞味期限は当日中です。
4:【東京】大福と思えぬほど繊細で柔らかい「いちごの雫」
京王線「上北沢」駅北口より徒歩1分のところにある「静花(しずはな)」。朝から長蛇の列ができるほどの人気商品「いちごの雫」は、焼鳥屋、定食屋、酒屋……と並ぶこぢんまりとした町の小さな商店街の中にあります。透けるほどの求肥と餡の薄さ、あまおう苺のジューシーさがなんとも表現しがたいほど絶妙です。場所は、世田谷区上北沢4-13-8。いちごの季節が終わるまでの季節限定商品なのでお早めに!
5:【東京】宣伝をしないのに人気過ぎて完売「まめ」の苺大福
ご近所へのご配慮から、大々的な宣伝は一切しないという「まめ」。ここの和菓子はどれも見た目にも美しく、あまおう苺を使用した苺大福もまるで雪の中の苺がうっすら透けているようにも見えます。味ももちろん上品食べる価値あり!の逸品です。店舗は東京都港区南青山3-3-18にあり、日曜、月曜、火曜日が定休日です。売り切れたらお店が閉まってしまうため、早めに行った方がよさそうですね。
6:【東京】忠臣蔵のゆかりの地でいただく新生堂いちご大福
大正元年創業、新橋にある老舗の新正堂。切腹最中などで有名ですが、お店のある場所は「忠臣蔵」の起こりとなった田村屋敷跡にあり、いまは近隣に虎ノ門ヒルズがあるなど、とても歴史を感じる場所にあります。ネーミングもおもしろい商品が並びますが、いちごのジューシーさと豆の風味をとじ込めた「いちご大福」もこの季節ならではのおすすめです。場所は東京都港区新橋4-27-2。歴史と新しい文化を感じながら、いちご大福を食べてみるのも良さそうですね。
7:【大阪】とっても美人な薄皮の浪花名物「いちご大福」
内閣総理大臣賞も受賞したという松福堂正一の浪花名物「いちご大福」。もともと果物屋だった時代からいちご餅として販売していたのが、いまのいちご大福の始まりのようです。一度食べたら忘れられない「いちご大福」には、粒あんと白あんがあるので食べ比べがおすすめです。松福堂正一は大阪市旭区赤川2-5-17の他にも、新森店もあり、地方発送も行っています。店舗は売切れ次第閉店なので、早い時間帯が狙い目です。
8:【福井】紅ほっぺを羽二重餅で包んだ季節限定いちご餅
今が旬のいちご大福。中甘泉堂の「稚児のほっぺ」は、なにかが一味違うことを思わせる見た目をしています。中を見ると餡の座布団にいちごが座っているようにも見え、一口食べれば紅ほっぺのほどよい酸味と餡の甘さを感じるタイミングのよさは、こしあんといちごの位置にも関係がありそうです。福井県内には福井県福井市中央1-21-24にある店舗の他にプリズム福井店がありますが、クール便でも配送もしてくれるそうなので限定販売中には、ぜひ試したい大福ですね。
9:【宮崎】口いっぱいに頬張のが楽しい「なんじゃこら大福」
宮崎から人気に火がついて今では全国から注文が寄せられるという「宮崎の名物和菓子・なんじゃこら大福」。苺と栗、そしてクリームチーズを餡で包んだ欲張りな大福です。普通の大福が小さく感じてしまうくらいの大きさが特徴です。
本店は宮崎県宮崎市橘通西2-7-25、県庁そばの国道220号線沿いにあります。本店の他に、宮崎港フェリーターミナル近くの工場直営店と宮崎市内に5店舗があります。こちらはオンラインでの購入も可能です。
10:【福岡】苺の地元でいただく「いちご大福」はやはり格別
福岡ブランドの博多あまおうを使ったスイーツは全国で楽しめますが、やっぱりおもちやあんこに包まれたいちご大福は、やはり格別です。石村萬盛堂プロデュースの「萬年家(はねや)」では、大きくて丸くて甘くてもちもちのいちご大福がいただけます。餡は白あんと黒あんの2種類。福岡県福岡市中央区薬院4-15-26 1階にある店舗の他にも、福岡空港でも購入ができます。パッケージもとても洒落ているので、福岡のお土産なら、迷わず選びたいいちご大福です。
※掲載情報は 2017/03/14 時点のものとなります。
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