記事詳細
今冬は、お鍋何回食べましたか?ジャンルや具材を変えて楽しむ美味しいお鍋も、3月なるとさすがに飽きてくる頃かもしれませんね。そこで活躍するのが、薬味や調味料などのちょい足し食材。ほんの少し加えるだけで味のベクトルが変わり、「いつもの鍋なのに、今日の鍋は何か違う!」と感じさせる魔法のよう。
野菜、お肉、魚介など、一度にたくさんの食材が取れるお鍋は、栄養の面からも、料理をする方にとっても(準備が簡単で)大変ありがたい存在。またお鍋が食べたい!と思えるようなアレンジで、あと少し寒い季節を乗り切りましょう。いつもの鍋が特別な味に変身する魔法のちょい足し食材10選、お届けします。
春が来る前に、ぜひ一度お試しください。
1:基本のお出汁は「和食のもと」で簡単に料亭の味
鍋料理の基本「お出汁」は、できれば一から取りたいものですが、なかなかそこまでは手が回らないこともありますね。大丈夫です、本格的な出汁だって簡単に取れる時代なのです。
「焼きあご」、「うるめ鰯」、「香信椎茸」、「鰹節」、「鯖節」、「利尻昆布」、「乾燥白菜」の7種の素材をまるごと粉砕した「和食のもと」があれば、パックを2~3分煮るだけで本格的なお出汁が完成します。ここまでの食材を用意するだけでも大変ですし、これで忙しい鍋奉行さんの手間も省けるというもの。簡単・手軽に料亭の出汁でお鍋を始めましょう。
2:洋風鍋には「あかもくと国産野菜のブイヨン」を!
最近では、いわゆる寄せ鍋以外の「トマト鍋」や「レモン鍋」「チーズ鍋」など、洋風の鍋が人気ですね。洋風鍋の日は和のお出汁ではなく、野菜ブイヨンを用意したいところです。
「あかもくと国産野菜のブイヨン」には、海藻の「あかもく」が入っているのが特徴。ミネラル豊富なあかもく、玉ねぎエキス、フライドガーリック、セロリ、人参、キャベツ、ゴボウ、れんこん、アスパラガス、ブロッコリー、とうもろこし、カボチャ、小松菜、馬鈴薯などの旨みがギュッと詰まった雑味のないブイヨンです。オールマイティな野菜ブイヨンで、新しい鍋のアイデアがひらめくかもしれませんね。
3:爽やかなレモンの香りで箸が進む「れもんこしょう」
ゆず胡椒ならぬ「れもんこしょう」とは、ありそうでなかった!ゆずは独特の芳香を持つ柑橘なので苦手な方もいますが、レモンの香りが苦手という方はそういませんよね。
信州産ハラペーニョ、国産れもん、塩のみで作ったれもんこしょうは、塩分控えめなので、お鍋のアクセントに加えても味が濃くならずに風味に変化を付けることができるのです。レモンの皮と果汁をたっぷり使っているので、レモンの香りと爽やかさがドーン!パラペーニョの辛さがピリッ!のはじける調味料です。
4:マンネリお鍋に救世主!茅乃舎の「生七味」
だしで有名な茅乃舍に「生七味」という調味料があります。お料理に使えるのはもちろん、お鍋のアクセントとして欲しいピリ辛薬味にぴったりなのです。普通は乾燥や焙煎をして作られる七味ですが、国産唐辛子に山椒、柚子、胡麻などをそのまま練り合わせて作られているため、通常の七味と比べて格段に香りが高く、口の中でそれぞれがしっかり主張してきます。
取り分けた小鉢にちょこんと入れるだけで目も覚めることでしょう。マンネリ化したお鍋をピリッと締めてくれる強い味方です。
5:簡単すぎ!美味しすぎ!新鮮な魚とゴマの「ごまだし」
麺類のつゆでいうと、醤油だれと人気を二分するのが「ゴマダレ」ではないでしょうか。特有の香ばしさとコクでお料理をちょっと格上げしてくれるゴマ。「ごまだし」は、大分県佐伯市の漁師の妻たちが作る便利すぎる出汁です。水揚げ直後の魚(エソ、アジ)を焼き、ゴマ、醤油、みりん、砂糖と合わせているので、お湯をそそぐだけで魚出汁たっぷりの美味しい「ごまだし」つゆに!
これは鍋にも使わない手はありません。ベースの出汁に入れて「ごまだし鍋」にしても、しょうゆ味にちょい足しで使っても、ゴマの香ばしさあふれる満足感の高い鍋に変身します。
6:これは珍しい!鶏の胸肉を削った「鶏武士」
鰹節でしょ?と思ういで立ちですが、いやいや、岡崎おうはんという純国産地鶏を3週間かけていぶし、ふわっふわに削った「鶏武士」です。
使い方は鰹節と同じように、出汁、お料理のトッピングとして使えますが、アイデア次第で使い方は様々ありそうです。卵かけごはんや湯豆腐、しゃぶしゃぶ鍋などに使うと、醤油の角がとれて味がまろやかになるのだそう。お鍋の仕上げに大胆にのっけて、踊る「鶏武士」を一緒に頂くのも美味しそうですね。
7:ジャンルを問わずお料理を格上げ!「柑なんば」
福井県小浜の名産、「獅子ゆず」・「唐辛子」・「お米」を合わせた新感覚調味料「柑なんば」。味は“ピリからの柚子みそ”といった感じで、無国籍調味料としていつものお料理を格上げしてくれる不思議な風味があります。
鍋を食べ始めて、「あれ、今日の鍋は何か足りないな」と感じることがありますよね。そんな時に使いたいのが「柑なんば」の爽やかな刺激です。これ一つで、辛味、酸味、そして旨みを追加してくれるお助けマン、一家に一本「柑なんば」です!
8:シメの雑炊が高級リゾットに!イタリアの「トリュフ塩」
「鍋」最後のお楽しみは断然雑炊派!という方へ、いつもの雑炊・おじやがおしゃれなリゾットに変わる「塩」を紹介します。イタリアはピエモンテ州産のトリュフの香りを閉じ込めた「トリュフ塩」です。
世界屈指のトリュフメーカー「タートフランゲ」だけあり、箱入りの状態からトリュフの芳醇な香りがしてきます。お肉やサラダ、パスタなどへはもちろんですが、それだけじゃもったいない!雑炊の味付けに使ってみてください。いつもの卵雑炊が、トリュフリゾットに大変身。これには鍋を囲みながら拍手が起こりそうです!
9:ミッション!シメに「桝本の辛麺」を完食せよ!
お次は、シメは麺派のあなたへ。いつものうどんを激辛麺にしてみませんか?宮崎県「桝本の辛麺」は、そば粉を使用した通称こんにゃく麺(こんにゃくは含まれていません)を採用した激辛ラーメンなのです。
いつも通り澄んだ出汁で堪能した鍋に、透き通るような麵を入れた時点では普通に美味しそうに見えるこんにゃく麺ですが、付属の唐辛子を入れると、スープが真っ赤に!唐辛子の量はお好みで調整できるので、特辛、激辛、どこまでいけるか挑戦です!友達とワイワイ囲む鍋会で盛り上がりますよ。
10:100%みかんジュース入り「みかポン」で決まり!
最後は、お鍋のベストパートナー「ポン酢」です。日本全国、実に様々なポン酢がありますが、この「みかポン」は一味も二味も違います。みかポンの主原料は、有田みかん100%ストレートジュース!甘いみかんジュースが、ゆず、だいだい、黄金柑の酸っぱい果汁を見事に調和させているので、酸味が苦手な子どもでも美味しく食べられるというわけです。
みかんジュースは、果皮の油分・苦みが混ざらないよう皮を剝いでから絞るこだわりで美味しさを追求しています。ポン酢が美味しければ、鍋も美味しい!ですよね。
※掲載情報は 2017/03/02 時点のものとなります。
- 10
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。