記事詳細
開業1年で、経済産業省認定商品「The Wonder 500」2016 認定！
20年大手練り物製造会社で職人として技を磨いてきた、じゃこ天マイスター 三好良貴さん。子どもさんが産まれた頃から、子どもたちに安心して食べてもらえる、保存料・化学調味料不使用の、安心で健康になれる「じゃこ天」が作れないか……と真剣に考えるようになり、一念発起！会社を辞め、自宅の庭先に作業場を建て、夫婦ふたりで手作りじゃこ天を作りはじめた。
私は、開業して直ぐにこのじゃこ天と出会って感動、すぐさま工房を訪ねた。
作業場はこれまた住宅街の中で地元の人間でも非常に分かりにくい（汗）。やっとたどり着いたら、満面の笑顔で二人が迎えてくださった。何より「ホントの魚の旨さに感動してもらいたい、健康になってもらいたい、じゃこ天で世界中の人を笑顔にしたい！」と真剣に考えている、三好さんのキモチに心打たれた。
まず、妥協を許さない素材選び。漁師から直接仕入れる時もあるという。ひとつひとつ丁寧に下し、甘味を感じる天然塩、でんぷん、自家製の甘酒。じゃこ天の原料は、以上！（甘酒まで自分で作るとは、脱帽！）
ちょうど私がお邪魔した時は、野菜天を揚げてる最中。玉ねぎ・ニンジン・ゴボウがゴロゴロ入っているのがすぐに分かる。油にもこだわっていて、熊本から取り寄せる100％菜種油を贅沢に使用。
早速、揚げたてをぱくり。
ジューシーで柔らかなのに魚のうま味が全面に出てくる。これが本来の魚の味。焼き魚に近い味わいを感じて……しばし言葉を失う旨さ。今まで我々が食べていたじゃこ天はなんだったんだ！
夫婦二人でコツコツ、作っているだけなのにホンモノはどんどん一人歩きして、開業わずか1年で、経済産業省認定商品「The Wonder 500」2016に認定。しかも！あの！日本料理界巨匠の齋藤章雄氏特別推薦！！「突然経産省の人から電話かかってきたんで、相当驚いたし、何かのいたずらかと思って電話切ろうとしました（爆笑）」と三好さん。
実は、愛媛・宇和島でというよりは、都心ですでに火が付き始めている「みよしのじゃこ天」。地元愛媛へはどうやら「逆輸入」ってことになりそうだ。
今年は、もっともっと新しいじゃこ天を生み出したい！と、商品開発にも余念がない。今も、豆腐を加えて柔らかくして、介護施設などでご年配の方にも喜んでもらおうと新作を研究中。来月には海外にも視察予定。「じゃこ天で世界中の人を笑顔に」に向かって、着実に一歩ずつ前進中！！！
※掲載情報は 2017/02/26 時点のものとなります。
- 8
キュレーター情報
フリーパーソナリティ／タグプロダクト
やのひろみ
1975年生まれ。松山市出身。
有限会社タグプロダクト取締役。
小中高校と運動部に所属。バレーボール・テニス・ハンドボールと、スポーツ三昧の生活をおくる。
大学在学中は劇団に所属し、イベント音響などの裏方スタッフとして活動するうちにそれが高じてこの世界に足を踏み入れ、ディレクターはもちろん、パーソナリティとしても活動。また、愛媛県内市町主催催事や企業イベントなどの企画運営にも力を入れ、各催事を総合的に盛り上げることにもチャレンジしている。現在、テレビラジオ出演ははもちろん、ＣＭ出演や企業イメージキャラクターなども努める。
2007年6月に第一子を出産。
2010年5月に第二子を出産。
2010年 第47回ギャラクシー賞 ラジオ部門 DJパーソナリティ賞受賞（全国で1名）
2009年・2012年・2013年・2014年 民間放送連盟賞ラジオ部門全国優秀賞受賞。
NPO法人 俳句甲子園実行委員会 理事
NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会 理事
キリンビールを応援する、愛媛の お祭り課長
砥部焼大使第106号
大洲味楽来しいたけ 宣伝大使
