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鰹節やカツオ、サバ、イワシ、マグロなどを干して薄く削った「削り節」は、日本食を代表する調味料の一つであり、基礎と位置づけられており出汁の素材として昆布などと共に欠かせない食材ですよね。削り節の風味は揮発性があり空気中で急速に失われるので、削りたてのものほど風味が高く、昔は食べる前に使用する分だけ削るのが一般的でした。しかし、今日では削り器を持っているご家庭は少ないのではないでしょうか。そんな方々に削りたてとはいきませんが、こだわりのちょっと変わった削り節をご紹介。ふ（2）し（4）の語呂合わせから毎月24日は【削り節の日】。そんな日に食べたい逸品です。
【鶏】純国産地鶏「岡崎おうはん」の旨みと風味を凝縮
愛知県岡崎市の100周年記念として企画された、新特産品コンテストで大賞を受賞した太田商店の「鶏武士（とりぶし）】。2012年東京食肉産業展（地鶏銘柄鶏食味コンテスト）で最優秀賞を受賞するほど、美味しい地鶏である純国産地鶏「岡崎おうはん」のムネ肉を3週間かけていぶし、ふんわりと削ったものです。削り方は料理の幅がひろがるようにと嬉しい2パターン。そのまま食べても美味しい鶏の旨みと風味が凝縮されているのだそうです。鶏ガラの代わりに使用すると上品でやさしい味わいになるのでオススメです。
【鰹】ファストフィッシュ認定！満足感たっぷりの肉厚
手軽に美味しく食べられる水産加工品に対して、水産庁が認定するFast Fish（ファストフィッシュ）商品に選ばれた丸俊の「そのまま食べるかつおスライス」。こちらは、2014年東京築地市場まつりの会場で行われた全国Fish-1グランプリで、最高賞のグランプリを受賞したこともあるのだそうです。まず驚くのが肉厚。噛めば噛むほど旨みが口いっぱいに広がり、程良い醤油味はおつまみにぴったりです。また、化学調味料・保存料無添加というより自然に近づけたものなので安心して食べられます。ぜひ、この新食感を体験してみて下さい。
【イカ】人気定食屋の食べたらクセになる大人気ふりかけ
博多にある創業40年の人気定食屋「味の正福」。こちらにあるふりかけ【いかこんぶ】は、いか、昆布、オキアミ、青ノリなど厳選した海の幸に、ごまと米胚芽を加えた芳ばしく風味も豊かなんだそうです。良質ないかを薄く削りふんわりソフトに仕上げたウェットタイプなので適度なしっとり感も楽しむことができる、一度食べたらクセになるふりかけなのだそうです。お酒のおつまみや、白いご飯にかけて海の幸の風味をたっぷり味わって下さい。
【鰯（いわし）】職人の技が生んだこだわりの削り節
見た目は鰹節に似ていますが、こちらは鰯（いわし）を削ったカネジョウの「いわし削り」。いわし特有の生臭さはなく、ふんわりとした食感と後味の良さにこだわっており、上品な旨みが口いっぱいに広がるのだそうです。国産の鰯を使用し、なんと一匹ずつ目で確かめながら脂分の少ないもののみを選別して作られた削り節は、職人の技の高さを感じることができる美味しさとのこと。こだわりから生みだされた削り節、ぜひご賞味下さい。
5：【鰹】気軽に味わえる栄養ドリンク的存在の郷土料理
鹿児島県指宿市周辺の郷土料理である「茶節」は、鰹節と味噌、刻みネギやショウガなどをお椀の中に混ぜ入れて、熱い緑茶または熱湯を注いだものです。そんな茶節を気軽に味わえる「SUB SOUP 茶節(ちゃぶし)」は、緑茶や味噌が粉末状になったものと鰹削り節が別々に包装されており、袋から出してコップに投入して熱湯を注ぐだけ。生産量日本一の頴娃産茶葉「ゆたかみどり」と指宿山川産「鰹本枯節」を使用。塩分控えめの無添加味噌というのも嬉しいポイントです。簡単に作れて、体が温まるのでいわば栄養ドリンク的な存在である茶節、手軽に味わってみてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2017/02/23 時点のものとなります。
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