記事詳細
毎週金曜日は、「カレーの日」として横須賀の「よこすか推進委員会」が制定したものです。この由来は、海上自衛隊は長い艦上生活で曜日感覚がなくなるため、毎週金曜日の昼食にカレーライスを食べるという風習があり、そんな理由から毎週金曜日を「カレーの日」としたそうです。そして明日の金曜日は初めてのプレミアムフライデー。そんなプレミアムフライデーに早く帰れる人は、自宅でこった具材でスパイシーなカレーパーティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
何も加えないシンプルなカレーも美味しいですが、付け合わせといえば福神漬けやピクルスですよね。今回は自家製カレーにちょい足ししたくなる福神漬けやピクルスをご紹介します。これはまだ試したことがない、というものがあったらぜひトライしてみてくださいね。
1:カレーのお供に本場インドのピクルス!
このスパイスをご紹介頂いたのは、1949年創業、銀座の老舗インド料理店「ナイルレストラン」の3代目ナイル善己さんとインドスパイス料理研究家の香取薫さん。カレーのプロが選ぶカレーの付け合せはらっきょうでも福神漬けでもなく、インドご当地の「ピクルス」。それは、マンゴーとチリで作られたピクルスだそうです。主役のカレーにも負けないくらいのインパクトがあるとの事。ナイルさんは記事の中で、このピクルスを使った料理の裏技を伝授してくれていますので、そちらもぜひご覧になってください。
2:味の深さが違う!何種類もの材料液を組み合わせて作られるピクルス
こちらは、ドイツのピクルス「シュプレーヴァルトフ セレクションピクルス」。ドイツ食品普及協会代表の森本智子さんご紹介頂きましたこちらのピクルスは、お酢につけるだけではなく、塩、砂糖、マスタードシード、ディル、玉ねぎ、ローレル、バジル、レモンバーム、エストラゴン、ホースラディッシュ、ブドウの葉、サワーチェリーの葉などを組み合わせ手作られています。組み合わせによって、より味の浸みたおいしいピクルスができるのだそうです。
いつもとは違った本格的なドイツのピクルスをカレーと一緒に食べれば、ご自慢の自家製カレーの新しい世界を楽しめるのではないでしょうか。
3:野菜にこだわった「やんばるピクルス」
タイ料理研究家の長澤恵さんにご紹介頂いたのが、沖縄の農業生産法人クックソニアの「やんばるピクルス」。このピクルスの特徴は、野菜の味の濃さだそうです。可能な限り農薬を使用せず、積極的に有機堆肥を使っている野菜なのだそうです。テーブルにいろいろなピクルスが並び、ご飯にかわいらしくトッピングがされれば、食欲も倍増するのではないでしょうか!ピクルスはカレーの味を自在に変化させるだけでなく、これだけの種類はあれば、箸休めにもピッタリな一品です。
4:140年近くも庶民に親しまれる伝統の味「酒悦」の福神漬
上野広小路といえば、寄席で有名な鈴本演芸場のあるところ。その隣にあるのが、1675年創業の老舗漬物店「酒悦」です。ここの「福神漬」は、すぐそばの不忍池にある弁天堂の弁天様にゆかりがあり、江戸時代当時から福の神として親しまれていた弁天様にあやかって福神漬けと名付けられたとも言われているそうです。そんな昔ながらの「福神漬」の他に、魚介の旨みが入った「特選福神漬」、生姜の入った「淡口福神漬」など、味わいも豊富。
ご紹介者の荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主の荒岡俊行さんは、この「福神漬」に甘さ控えめの柑橘系ニューサマーオレンジのマーマレードを加えてみたら、味に深みが出て美味しかったそうです。試してみてはいかがでしょうか。
5:甘さを抑えたこれぞ大人の福神付け「日本橋漬」
食ビジネスのライター・編集者として農村と各地のレストランに出没するFoodWatchJapan編集長の齋藤訓之さんにご紹介いただいたのは、カレートッピングの代表格ともいえる老若男女に愛される「福神漬け」。中でも“大人の福神漬け”として人気を集めるのがこちらの「日本橋漬」。発売は大正2年で、原材料の野菜は大根、なす、なた豆、しその葉、割干大根、しその実の6品。他の福神漬けとの大きな違いはその色と味付け。色は赤ではなくて茶色に近く、味は甘さをほとんど感じさせないのが大人向け。カレーにはもちろん、これだけでご飯が進んでしまうような福神漬けです。
※掲載情報は 2017/02/23 時点のものとなります。
- 3
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。