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シナモンは、古代の王族の間では愛情の深さを表す最高級のギフトとして扱われたことから〈スパイスの王様〉とも呼ばれています。その独特の香りはシナモンの成分“桂皮アルデヒド”によるもので、消化を促す働きや毛細血管の老化防止にもよいとされているスパイスだとか。今回はそんなさわやかで甘美な香りをまとうシナモングルメを揃えました。女性への贈り物にも最適なので、チェックしてみてくださいね。
1:どっしりときめ細やかな生地が口内でほどける! フィンランド風シナモンロール
北欧BOOK代表の森さんは、北欧各国で出会ったさまざまなシナモンロールをご紹介しています。国によって成型が異なり、スウェーデンでは結び目のようなノット型、ノルウェーやデンマークではぐるぐる巻いただけのかたつむり型が主流なのだそう。横浜市泉区にあるベーカリー『薫々堂』で味わえるのは、耳のような形の「フィンランド風シナモンロール」。どっしりとしているのに口溶けがよく、きめ細やかな生地を楽しんで。
2:香辛料としてのシナモンを満喫!ピリッとスパイシーな「シナモンロール」
北欧の中でも最もシナモンロールに親しむフィンランド。1日に平均7杯ものコーヒーを飲むフィンランドの人々ですが、そのコーヒーのおともに一番選ばれているパンがシナモンロールです。サイズや食感などお店や家庭によってさまざまな違いが楽しめます。東京の吉祥寺にある『モイカフェ』では、シナモンがスパイスのようにきいた甘さ控えめの大人な「シナモンロール」が味わえますよ。
3:スリランカ産セイロンシナモンが上品に香る! 専門店が手がけるシナモンロール
2012年に神奈川県川崎市でオープンしたシナモンロールの専門店『セイロン』。シナモンロールは甘すぎて苦手という人にこそおすすめしたい、上品な甘さのシナモンロールが評判のお店です。上質なスリランカ産セイロンシナモンのみを厳選。辛みがあまりなく、食べ終わったあとに余韻が残るくらい、鮮やかで豊かな香りが特徴です。お店ではプレーンのほかに、その季節にしか味わえない限定シナモンロールも並ぶのでこまめにチェックを。
4:誰に出してもハズさない! ギフトにも喜ばれる手軽さも魅力なシナモンティー
元CAの渡邊さんが自身も衝撃を受け、誰に出してもハズさないという紅茶がこちら。3種類のシナモンパウダーに、オレンジ、スイートクローブがブレンドされた『ハーニー & サンズ』の「ホット・シナモン・スパイス」です。ティーバック式でお湯を注ぐだけの手軽さも嬉しいポイント。丸い形の缶に5パック入った「ホット シナモン サンセット タガロング」は1000円以下と、相手に気を遣わせないギフトとしてもおすすめですよ。
5:ベルギーの伝統菓子! シナモンなど数種のスパイスが奥深いサクサククッキー
創業185年以上になるベルギーの老舗『メゾン・ダンドワ』から、ベルギーの伝統菓子「スペキュロス」をご紹介します。風車がかたどられたクッキーには、ブラウンシュガーやスパイス数種が使われ、サクサクっと歯切れが良く控えめながら奥行きのある味わいが広がります。コーヒー、紅茶はもちろん、ワインなどにも合い、パッケージもかわいいので、ちょっとした贈り物にいかがでしょう。日本でもオンラインで手に入りますよ。
6:シナモンがふんわりと香る! りんご好きのオーナーが苗から育てるアップルパイ
岡山県北にある津山市のカフェ『GREEN DAYS』では、ふんわりとシナモンが香り、サクサクしっとりな「アップルパイ」が人気。たっぷりのリンゴが入ったアップルパイはずっしりとした重さで、店内にはシナモンのいい香りが漂います。大のりんご好きというオーナーご夫妻が、津山の農園に苗からリンゴを植えることから始めたというまさに究極のアップルパイ。県外からも足を運ぶファンも多いというのも納得ですね。
7:ほのかなシナモンの香りがアクセント! 和と洋が融合したあずきのフォンダン
老舗和菓子店『とらや』が自由で新しいお菓子をコンセプトに出した『トラヤカフェ』で人気のスイーツ「あずきとカカオのフォンダン」にも、シナモンが使われています。とらや伝統のこしあんと小倉あんにチョコレートを合わせたしっとり濃厚のフォンダンショコラは、シナモンやポートワインがアクセントとしてほのかに香ります。大人を喜ばせる手土産として選ばれ続けています。
※掲載情報は 2017/02/05 時点のものとなります。
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