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冬はチョコレートの美味しい季節。溶ける心配がないので、チョコ本来の豊かな風味やなめらかな口どけが存分に味わるというのは、皆さんもご存知のことでしょう。海外の高級チョコレート店が次々と日本進出を果たし、ショコラティエという言葉もすっかり耳に馴染むようになった今日この頃。そんな実力派ショコラティエの、チョコレート以外のスイーツに注目してみました。お気に入りもきっとみつかるはずですよ！
アントワープ発「デルレイ」のバニラが薫る絶品サブレ
ダイヤモンドをかたどったショコラでおなじみの「デルレイ」は、ベルギーのアントワープに本店を構えるショコラティエ。銀座にはショコラティエと並んでパティスリーがあります。小さなお店の中に、宝石のように散りばめられたお菓子たちがずらり。焼き菓子はベルギー本国から直輸入されています。中でも「サブレ バニラ」には、ただ今高騰中のバニラが惜しみなく使われています。くずれるような繊細な食感も、本場のバターをふんだんに使用しているからこそです。
シュー皮の食感がお見事！「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のエクレーヌ
パリに本店のある「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は高級チョコレートの代名詞的存在。こちらでは「エクレール」も、一度食べれば忘れられないほどのハイクオリティなのです。外側はカリッと、内側はモチっとしたシュー生地の中に、口当たりの良いクリームがギッシリ詰まっています。クリームの味は、ショコラ、キャラメル、カフェの3種類。特にショコラは登場以来のベストセラー商品となっているのだとか。賞味期限は当日中のため、本店と同じレシピを使って日本で作られています。
季節を問わず楽しみたい！「パレ ド オール」のカカオ水ようかん
テレビや雑誌で引っ張りだこの人気ショコラティエ「パレ ド オール」。獺祭とのコラボレーションによるショコラなど、王道のショコラ以外にもバラエティ豊かなラインナップで話題に事欠きません。そんな中、チョコとあんこの親和性に着目したのが「カカオ水ようかん」です。良質なカカオ豆をふんだんに使い、その香りをしっかり移しているので、一口食べると確かにショコラ。水ようかんならではのあっさりした口当たりも健在です。
マカロン？チョコ？口に入れてビックリの「マシュマカロン」
2015年、大阪市瓦屋町にオープンした「ショコラティエ ル・プティ・ボヌール」は、女性ショコラティエールが手がけるショコラ専門店。こちらのオリジナルスイーツが、愛らしいビジュアルで女性の心を掴んでいるマカロンとふわふわもっちり食感のギモーヴが一つになった「マシュマカロン」です。フレーバーは7種類で、オレンジ＆キウイ、ライチ＆フランボワーズ、カシス＆オレンジなど。コーティングのショコラは、フレーバーに合わせて使い分けられています。
数あるフィナンシェの中でも高く評価される「HUGO ＆ VICTOR」
フランスの伝統菓子「フィナンシェ」で、2011年にフランスの情報誌「フィガロスコープ」のNo.1に選ばれたのが「HUGO ＆ VICTOR（ユーゴ アンド ヴィクトール）」です。こちらのフィナンシェの特徴は、なんといっても異なる3つの食感。カリッとした表面の下にはしっとり柔らかい生地。内部からはジュワッと口の中に広がるバターの余韻とアーモンドの香りが押し寄せます。プレーンな「ナチュール」、ショコラティエだけに「ショコラ」も外せません。「ルイボス」は茶葉の香りの余韻が心地よい逸品です。
ビーン・トゥー・バーショコラから生まれる「ビーン トゥ バウム」
最後にご紹介するのは「カカオ水ようかん」でも登場した「パレ ド オール」。ショコラティエの三枝俊介氏が、カカオ豆の買い付けからタブレットを作るまでを一貫して行うビーン・トゥ・バーに乗り出してから早2年。ビーン・トゥ・バーのショコラを使ったスイーツを次々と生み出してきました。「ビーン トゥ バウム」もその一つ。やわらかなテクスチャーと、押し寄せるカカオのアロマ。単なるチョコレート味のバームクーヘンとは一線を画す芳醇な香りと深みのある味わいをお試しあれ。
※掲載情報は 2017/02/04 時点のものとなります。
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