土用丑の日は夏限定ではないことご存知でしたか?最初の丑の日に食べたいうなぎ5選

土用丑の日は夏限定ではないことご存知でしたか?最初の丑の日に食べたいうなぎ5選

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「土用の丑の日はウナギの日」。旧くから日本の風習として親しまれていました。幼い頃から父母や祖父母に「ウナギを食べる日なんだ」と自然と教わったものです。基本的に土用の丑の日にウナギを食べるのは夏限定とされていますが、実は四季に応じて土用の丑の日は存在します。簡単に説明すると四立、いわゆる立春、立夏、立秋、立冬の前、18日もしくは19日間が土用の日。それを十二支に数えて丑の日が決まります。暦によっては丑の日が2回やってくるものです。

 

それとウナギとの関係性はどうでしょう?それは夏の暑さに負けてしまわないよう栄養価の高いウナギを食べて精をつける。そういう風習なのです。実は季節的にウナギの旬は夏ではなく冬。ではなぜウナギを食べる習慣ができたのでしょうか?その昔、夏にウナギは売れなかったらしく、丑の日の“う”にちなんでウナギを食べようという今でいう販売促進のキャンペーンだったようで、それが今日まで風習として定着したのです。丑の日になるとスーパーだけでなく、コンビニエンスストアなどでもウナギにまつわる商品が並べられます。先述したように本当は冬が旬のウナギ。夏バテ防止のためのウナギであれば、冬でも同じ。寒さに負けないようウナギを食べて精力を付けたいものです。

1:創業100年、京極かねよのうなぎ棒寿司

土用丑の日は夏限定ではないことご存知でしたか?最初の丑の日に食べたいうなぎ5選
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京都・京極の老舗うなぎ専門店「京都かねよ」は強烈なインパクトを放つ鰻卵丼と土産の鰻棒寿司で有名です。100年以上続くこの店は秘伝のタレをたっぷりと付け、炭火でじっくりと焼く、香ばしさがたまらない逸品です。手土産として購入できる鰻棒寿司は、鰻の蒲焼きが棒状に締められたもので竹の皮を包みとして使用しており、その包みを開けた瞬間に香ばしい香りがふわっと香り、食欲をそそります。鰻卵丼と棒寿司どちらも人気の商品であるため売り切れ必至なグルメです。

2:400年の歴史が詰まった柳川藩主立花邸 御花のうむすび

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柳川藩主立花家の流れを汲む名店として知られる「御花」。そこで提供される名物料理、うなぎのせいろ蒸しをおむすびにした粋な逸品です。秘伝のタレが絡んだもち米入りのおこわにレンコン、ごぼう、椎茸が入れられ、メインのうなぎが存在感を大にするおむすび。うなぎの旨みと野菜の旨みが絶妙にコラボレーションした香り高いおむすびは、遠く福岡まで行かなくともオンラインで買えるのが嬉しいですね。

3:濃厚な味わいが魅力、夏目商店の名古屋コーチンう巻き玉子

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愛知県豊橋市で川魚問屋として50年の歴史を誇る夏目商店が作る「う巻き玉子」。材料となるうなぎは豊橋で育ったうなぎを使用し、玉子は名鶏と名高い名古屋コーチンの玉子を使用。ふわふわでありながら弾力のある卵焼きに特性たれでじっくり焼かれたうなぎがサンドされた贅沢な卵焼き。直営店では厨房で焼かれたできたてが食べられますが、冷凍配送でのお取り寄せも可能です。

4:白飯も酒もススム、かね正のお茶漬鰻

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京都「かね正」は慶応二年創業の約150年の歴史を持つ老舗。川魚問屋を生業とし、その傍らお茶漬鰻を開発。味は蒲焼きより薄く、佃煮よりくどくない絶妙なバランスが美味さを引き立てます。ちびちびと鰻を舐めながら酒を飲むも良し、白飯に乗せて食べるも良し。酒のあてにも締めにも応用できるお茶漬鰻。保存食として自宅にあるだけで安心できるそんな逸品です。

5:江戸前の味を知る佃煮何処 浅草 鮒金のうなぎの佃煮

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佃煮専門店として浅草でも人気のある「鮒金」。東京湾で摂れた魚介類を中心に江戸前スタイルの佃煮店です。なかでも目を惹くのが鰻の佃煮。ストレートな醤油の味に鰻の脂が凝縮された白飯に抜群の相性を見せてくれます。もちろんお茶漬、う巻き玉子などにも材料として使うことができるので料理の幅も広がるばかり。酒の肴として食べれば、気を付けないとひと晩で無くなってしまいますよ。

※掲載情報は 2017/01/26 時点のものとなります。

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