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記事詳細
日本にはハレとケの文化があるのをご存知ですか?ハレは特別な日、非日常を意味し、ケは普段の日、日常を意味します。ハレの語源は「晴れ」と言われ、晴れ舞台や晴れ着などはよく耳にするハレに関する言い回しではないでしょうか。ハレはもともと折り目、節目を意味していて年中行事やお祭り、季節の変わり目などを祝います。昨今の特別な日には西洋風の御馳走を選ぶことが多いですが、たまには普段口にしない日本古来の文化を味わってみませんか?
1:大切な人への贈り物やおもてなしに最適!鮎家「昆布巻」
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昆布は「喜ぶ」とかけられて大変縁起が良いとされている食べ物。ハレの日にはもってこいの食材です。この鮎家の昆布巻は長年滋賀県で愛され続ける伝統の一品。まず食べてみて北海道産昆布の旨味と柔らかさにびっくりするはずです。巻かれた鮎や目にも鮮やかな紅鮭やしっかりと味の浸みたにしんなど、それぞれの素材の上質さと昆布との相性の良さはまさに絶品。ちょっといいお皿に盛りつけてお祝いの席にも喜ばれますし、大切な人へのおもてなしや贈り物にもぜひ使いたい一品です。
2:上品な甘さに感激!虎屋「和三盆糖入りお汁粉」
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小豆はハレの日を鮮やかに演出する赤い色が特徴。お赤飯が代表的ですね。でも同じ小豆を使ったものならお汁粉もとても縁起が良いとされています。このとらやのお汁粉はレトルトパックで手軽で簡単。小さなかわいい丸餅が2個入っていて、レンジで90秒ほどで熱々の絶品お汁粉が出来上がるのです。控えめで優しい甘味は和三盆糖で、ほんのりとした甘さで、それはそれは上品な後味を堪能できます。自分へのご褒美やおもてなしにも常備しておきたいですね。
3:色とりどりのネタが目にも楽しい!舟楽「箱寿司」
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ハレの日のメニューとして一番馴染みがあるのはお寿司ではないでしょうか。昔は赤酢をつかった事から縁起の良い色としてお寿司が選ばれたそうですが、色とりどりのネタやどれにしようか迷う楽しさもハレの日の雰囲気にとても合っています。この金沢の舟楽の箱寿司はまさに食べて美味しい、目にも楽しいハレの日にふさわしいお寿司。箱寿司は仕込みにも手間がかかることから、大切な人への特別なおもてなしに最適です。のどぐろ、鮭、穴子、タイやエビなど高級食材を惜しみなく使っている点も特別な食事にうってつけです。
4:白身の旨みをぎゅっと凝縮!宇部かま「嶺雪」
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いまでこそ庶民的なものとなったかまぼこですが、昔の日本ではめったに口にできない高級な食材でした。お節料理に紅白のかまぼこが使われるのはその名残です。お節料理はその名の通り節目を祝う料理。一年の節目には特別なかまぼこを用意してみませんか?この宇部かまの嶺雪は、農林水産大臣賞も受賞している「宇部かま」の代表的な逸品。魚のもつ本来の旨みがぎゅっと凝縮されています。蒸すのではなくて焼き上げるので、身がしまっていて歯応えもしっかり感じられます。
5:雛祭りなどのお祝いごとに!豊島屋「白酒」
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三月三日の桃の節句もハレの日です。もともとは季節の節目を祝う節句として身のけがれを払う大切な日でした。この桃の節句に厄を払う意味で飲まれたのが白酒。同じく厄を払うと言われている桃の花びらを浮かべて飲むと良いそうです。この豊島屋の白酒は江戸時代から伝わる昔ながらの製法で作られる伝統と歴史のある白酒。仕込みは一年に一回だけ、自然でやわらかな甘みが特徴のお米のリキュールです。そのまま飲むだけでなくリキュールなのでデザートの香りづけなどに使っても上品な風味を与えます。
※掲載情報は 2017/01/15 時点のものとなります。
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