記事詳細
ソースの好みを聞くと出身地がわかると言われるくらい、ソースにはご当地色がはっきりと表れていることをご存知でしょうか。関東以北では中濃ソースが主流なのに対して、中京以西ではウスターソースが好まれ、近畿ではお好みソースを筆頭にウスターや焼きそばソースなど、用途によって様々なソースが使われています。ここでは、各地で愛されてきたご当地ソースを揃えました。ご当地ならではの味わいを楽しんでみてくださいね！
1：【静岡】野菜のうまみたっぷり！大正13年から続く木樽熟成「トリイソース」
静岡県浜松市の街角に現れる、スタイリッシュな建物で販売されているのが「トリイソース」です。ソースの要となる酢から自社で作るソースは、醤油造りで見かける木桶に入れられ、熟成させています。まろやかな香辛料の香りが広がるソースは、体にもやさしく、たっぷりと使われている地産野菜のうまみが感じられます。ウスターや中濃のほか、オムライスやカレー専用のソースもあるので試してみては？
2：【大阪】入荷2ヶ月待ち！生野菜から揚げ物まで大活躍な「ヘルメスソース」
全行程を家族の手作業によって作られるため、入荷2ヶ月待ちなんてこともある「ヘルメスソース」。その希少な生産量から、幻のソースとも称されています。ギリシャ神話に登場するヘルメス神の杖がトレードマークの、昭和レトロなパッケージが目印で、栓を開けるとフルーツの甘酸っぱいフレッシュな香りが漂います。見た目のぽってり感とは裏腹に、ライトな感覚で使えるソースは生キャベツとの相性も抜群ですよ。
3：【神戸】国内最古！明治30年のレシピで作るサラサラタイプの「敬七郎ソース」
“神戸には美味しい肉があるのに、どうして日本には美味しいソースがないのでしょう”と、神戸出身の化学者・安井敬七郎がドイツ人の教授に問いかけられたことから誕生した「敬七郎ソース」。神戸市に『安井舎蜜工業所』として本格的なソース工場を新設し、国産ソースの基礎を創った国内で一番古いソースとして親しまれてきました。サラサラで香り高いソースは、今も明治30年当時のレシピをベースにしています。
4：【鎌倉】調味料のエキスパートによる力作！後味さっぱり「薬膳ソース」
鎌倉の坂の下にある創業明治15年の老舗セレクトショップ『三留商店』。世界中から集めた数々の調味料は多くのプロを魅了し、全国の料理人が足繁く通っています。調味料のエキスパートとも言えるこのお店で、10種類以上の香辛料を使い作られたオリジナルソースが「薬膳ソース」です。脂っこさを解消してくれる八角、丁字やウコンが程よく効いたソースは後味さっぱり。カキフライにぴったりな「洋食ソース」も一度お試しあれ！
5：【群馬】名産のリンゴとトマトを活用！さらっとジューシーな「白沢野菜のソース」
群馬県で有数の農産地である沼田市白沢町。少しの傷や熟し加減などの理由で廃棄されてしまう名産のリンゴとトマトの再利用を目的に誕生したのが「白沢野菜のソース」です。リンゴとトマトの収穫期が重なる秋の2ヶ月間だけの季節限定生産で本数も限られているため、なかなかお目にかかれない知る人ぞ知るソースです。さらりとした濃度でしつこくなく、ジューシーで旨味がしっかりしているので野菜ディップとしてもおすすめですよ。
6：【神戸】人気商品をワンランクUP！エレガントな装いの「オリバーソース」
1948年（昭和23年）に従来のウスターソースを改良した世界初の濃厚ブラウンウスターソースである「オリバーとんかつソース」を発売した神戸の『オリバーソース』。当時庶民の憧れの存在であった“とんかつ”専用のソースは、今も第一人者として君臨し続けています。そのソースをワンランクアップした「3年仕込みシリーズ」は、そのエレガントなパッケージにふさわしい、熟成された特別感のある味わいが楽しめます。
※掲載情報は 2017/01/03 時点のものとなります。
- 7
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。
