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チョコレート大好き、ナッツも大好きなドイツ人
ドイツとチョコレートって結びつかない人もいるかもしれません。でもドイツ人の一人当たりの平均年間消費量は、世界でスイスの約9キロに次いで2位の8.4キロ(2015年)。チョコレートはドイツ人にとって日常欠かせないものとなっています。
そしてドイツ人はナッツも好きです。一人当たりの年間消費量は約3.3キロです。ヘーゼルナッツやクルミの木を見かけることも多いですし、そのまま食べる他、クッキー、ケーキなどのお菓子やパンにも使われます。
チョコとナッツの絶品スプレッド
チョコとナッツは抜群の組み合わせですね。〇テ〇に代表されるチョコレートナッツスプレッドも人気です。もちろんドイツでもこうしたチョコスプレッドの類は子供も大人も大好き。
今回ご紹介するのは、ドイツ北部ハンブルクで2004年に創業した家族経営のメーカーSchokovida(ショコヴィーダ)社のもの。チョコをベースにハチミツ、ナッツ、フルーツを組み合わせた全6種類(アカシア蜂蜜とビターチョコ、イチゴとホワイトチョコ、ラズベリー、サワーチェリーとビターチョコ、ミルクチョコレートとヘーゼルナッツ、ダークチョコレートとヘーゼルナッツ)があります。どれも保存料を一切使わず、素材にこだわった全て手作りの商品です。
かわいいラベルがプレゼントにも最適
今回はミルクチョコとヘーゼルナッツの「ケーテ」をご紹介します。ケーテはドイツ語の女性の名前で、青いラベルには女の子の顔が。ヘーゼルナッツとアーモンドをベースにしたプラリネとミルクチョコレート、ミルク、ひまわり油が主な原料。
口に含むとミルクチョコの優しい甘さにナッツのコクが広がります。ちょっとやめられないおいしさです。
販売店は今年広尾にオープンしたステキなお店
このチョコレートを輸入・販売しているのは、今年広尾にオープンした「シュロスベッカライ」さん。シックな店構えで店内にもおいしそうなドイツ菓子がいろいろ。こちらのお菓子もまた今度ご紹介します!
※掲載情報は 2016/12/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ドイツ食品普及協会 代表
森本智子
ドイツ在住11年、日本帰国後はドイツ農産物振興会日本事務所にマーケティングマネージャーとして勤務。2010年同団体の解体を機に独立、株式会社エルフェンを立ち上げドイツ食品・飲料の輸入・販売サポート、展示会の出展サポート・コーディネート、ドイツの展示会、会社訪問のガイド・コーディネート、ドイツ食文化セミナーの開催、ドイツの食の情報発信に関わる活動を行っています。
株式会社エルフェン:http://elfen.jp/
一般向けのイベントではドイツ大使館主催「ドイツフェスティバル」の立ち上げ、運営メンバー。
日本ではただひとり、ドイツ ドゥーメンス・アカデミー認定ディプロム・ビアソムリエの資格を持つ。
なかなか日本では知られていないドイツのおいしい物をご紹介していきたいと思っています。
著作:フォトエッセイとイラストで楽しむ ちいさなカタコト*ドイツ語ノート 国際語学社
ドイツパン大全 誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=5380