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2017年も始まって数日が経ちました。年末年始のご馳走についつい箸がとまらず、暴飲暴食をしてしまった人も多いのではないでしょうか。そんな疲れた胃袋を休ませてあげる事もとても大切です。胃を労わるには、お茶漬けが一番!新年のめでたい1月には、特別なお茶漬けを食べて元気を出したいものです。そこで今回は、豪華でめでたい、絶品の鯛茶漬けを3つご紹介します!
1:「美味しんぼ」でも紹介された逸品
大分にある創業300年の老舗「若栄屋」。こちらの江戸時代から伝わる家伝料理「鯛茶漬うれしの」は、大分の杵築(きつき)のお殿様が鯛茶漬けを食べて「うれしいのぅ」と美味しそうに召し上がったことから、鯛茶漬けに「うれしの」とつけられたそうです。味の決め手は、家伝の胡麻タレ。厳選した胡麻を擂り、醤油などで味を調えた胡麻タレに新鮮な鯛の切り身を漬け込んでいます。一子相伝の味として守り受け継がれたこの「鯛茶漬うれしの」は、グルメ漫画「美味しんぼ」第71巻にも紹介されています。
2:化学調味料を一切使用しない鯛茶漬け
福岡に本社を置き、削り節製造や食品加工を行う林久右衛門商店。創業者の林久右衛門が鰹節問屋を開いたのが1885(明治18)年なので、100年以上続く老舗企業です。最中のまんじゅうを想像してしまいそうな鯛の最中の中身はあんこではなく、フリーズドライ製法で加工した具材。一方の付属しているジュレは出汁です。食べ方は、白飯の上にジュレを載せてほぐします(とろっとろなので、すぐにほぐれます)。続いて、最中の一部に箸なので穴をあけ、具材を載せて、あとはお茶かお湯を注ぐだけで出来上がりです!鯛の上品な旨みが効いた出汁はホっとするやさしい味わいに仕上がっています!
3:銀座老舗うなぎ店の絶品茶漬け
銀座の老舗うなぎ店「竹葉亭」。かば焼きやうな重などメインのうなぎはもちろんのこと、「鯛茶漬け」もしっかりと固定ファンを掴んでいます。そんな同店の鯛茶漬け、特徴の1つは鯛の切り身が(アジの叩きのように)細かいところ。鯛茶漬けは、まずはゴマダレを纏(まと)った刺身で白飯を食べるのが一般的ですが、このゴマダレの塩加減が絶妙で白飯が止まらなくなります。切り身が小さいので、食前の酒のおつまみにもピッタリです。
※掲載情報は 2017/01/06 時点のものとなります。
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