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香川県の小豆島にある「ヤマロク醤油」には、約150年にわたり育てたヤマロクの無数の菌をたずさえる30石(約5800リットル)の立派な木桶が並んでいます。それを抱く保育器のようになった蔵では、昔と同じ製法を守りながら、仕込まれ発酵し熟成する、「生きている醤油」に会うことができます。今回は、「ヤマロク醤油」で押さえるべき魔法の醤油3商品をご紹介します。この醤油を使えば、これまでの醤油の概念が覆ること間違いなしですよ!
1:【菊醤】杉桶で2年熟成させた丹波黒豆が原料の希少醤油
「菊醤(きくびしお)」は、あっさりとしたキレのある旨みと、口の中でほんのり香る甘みとコクが味と端麗な色が特徴。原料には、旨み成分が強い大粒の「丹波黒豆」を使用。小麦はうどんの本場、香川県産の「讃岐の夢2000」を使用。あっさり目の味に加え、高貴な香りと端麗な色も特徴なことから、特に女性に人気が高い醤油だそうです。かけ醤油としてはもちろん、野菜の煮物など色を奇麗に仕上げたい料理におすすめです。
2:【鶴醤】通常の2倍の原料と、2度仕込みから生まれる芳醇な香りと味わいが自慢
「鶴醤(つるびしお)」は、口の中でぱっと広がる芳醇な味と香りが特徴で、「深いコクとまろやかさ」を極限まで追求。「再仕込み製法」を用いて造るこの醤油は約2年の熟成期間を経て完成した生醤油を、商品にすることなくもう一度樽に戻し、再び原料(塩以外)を加えて、もう2年ほど仕込む「二度仕込み」。倍の原料と歳月を加え自然の力でゆっくり育てることと、塩の代わりに生醤油の塩分を利用することで、これまでにない深いコクと香り、まろやかさを感じることができる醤油です。
3:【ちょっと贅沢なぽん酢】ゆずとすだちの果汁を、通常よりたっぷり使った逸品
「ちょっと贅沢なぽん酢」は、天然醸造醤油に、「ゆず」 と「すだち」の果汁を通常のぽん酢よりも多く使い、風味豊かな味に仕上げた、ちょっと贅沢なポン酢です。同じ小豆島にある嘉永五年(1852年)創業の老舗であるヤマモ(株)高橋商店と一緒に味を試行錯誤しながら造られた「ちょっと贅沢なぽん酢」、水炊き、しゃぶしゃぶ、焼肉、サラダ、酢の物、餃子など様々な料理との相性も一本です。
※掲載情報は 2016/12/07 時点のものとなります。
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