記事詳細
保存が利く事で遠い昔から作られてきたい「お漬物」。日本では、たくわん、梅干など今でも食卓に欠かせない漬物があるように、世界でも歴史の中で、漬物文化が培われてきました。昨今、各国の料理を掛け合わせたフュージョン料理が人気ですが、日本食に世界の漬物がいかに合うか、意外と知られていません。皆さんの食卓に世界の漬物を取り入れてみると、新しい食の世界が見えてきます。そしてなによりも、漬物に共通するのは、長期保存が可能という事です。是非、皆さんがつくるいつものお料理に世界の漬物でアクセントをつけてみては如何でしょうか。
1:【ギリシャ】白飯にもすごく合う「オーガニック・ケッパー」
英国の権威あるGreat Taste Awardsで、金星1つを受賞している「オーガニック・ケッパー」。若いつぼみをひとつひとつ手摘みして塩漬けしたのち、オリーブオイルとワインビネガーで漬けてさらに3ヶ月熟成させる、という伝統的な製法で手作りされています。カルポス社のケッパーは、大小いろんなサイズのものが混ざっているのも、まさに手作りならでは。ふっくら柔らかく漬けあがったケッパーは、塩気・酸味ともにまろやかで風味豊か。料理のアクセントとして大活躍するのはもちろん、そのままワインや蒸留酒のおつまみとして食べるのもおすすめです。また、熱々の白ごはんにも意外に合います!
2:【インド】その辛さインパクト絶大!体を温めるインドのスパイス
インドの公用語ヒンディー語でピクルスのことを「アチャ―ル」と発音します。その「アチャ―ル」は様々な野菜や果物から作られています。インドではまだ成熟していない硬くて酸味が強いマンゴーをマスタードオイル、数種類のスパイス、ビネガーなどで漬け込み漬物を作ります。油やスパイスを吸収したマンゴーは柔らかくなり、酸味もマイルドになるので、カレーに負けないくらいのインパクトがあります。これから寒くなるこの時期に、体を温めるにはうってつけの漬物です!
3:【ドイツ】味の深さが違う!何種類もの材料液を組み合わせて作られるピクルス
首都ベルリンから東南へ6~70kmほど行ったところにシュプレーヴァルトという地域で作られるキュウリのピクルス、Spreewälder Gurken(シュプレーヴェルダー・グルケン)。ピクルスは日本でも人気の漬物ですが、こちらのピクルスはお酢につけるだけではなく、お酢、塩、砂糖、マスタードシード、ディル、玉ねぎ、ローレル、バジル、レモンバーム、エストラゴン、ホースラディッシュ、ブドウの葉、サワーチェリーの葉などを組み合わせます。組み合わせによって、より味の浸みたおいしいピクルスができるのです。本物のピクルスの味わいを知りたい人に食べてもらいたいピクルスです!
※掲載情報は 2016/11/08 時点のものとなります。
- 3
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。